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京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)

取組の様子 取組の様子写真:来田猛

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

市民の皆様に作品を鑑賞していただく場、また学生たちの日頃の活動成果を公開する実験的発表の場として、堀川御池ギャラリー内に京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(通称「アクア」)を2010年4月2日にオープンしました。

「@KCUA」は大学の英語表記 「Kyoto City University of Arts」 の頭文字をもじったもので、音読みするとラテン語の「アクア=水」となります。生命を養う水のように、芸術が人々の暮らしに浸透し、創造力豊かな社会に貢献するという本学の理想を表現しています。

@KCUAでは,ギャラリー学芸スタッフの企画による特別展や,本学の研究成果発表展ならびに教員・在学生・卒業生による企画展などの展覧会を開催するほか,国内外で活躍するアーティストを講師に迎えた若手アーティスト対象のワークショップやレクチャー,本学のキャンパス移転に向けたプロジェクトの実施など,展覧会だけにとどまらず多岐にわたる活動を実施しています。


@KCUAに期待される役割には、以下の3つがあります。

教育・研究成果を広く市民へ公開すること

創立以来140年以上にわたって本学では、様々な成果を生み蓄積し、大学の内外で公表してきましたが、さらに、京都市の中心部に発表の場ができたことによって、より身近な場で市民に公開できる機会が得られることになりました。在校生、教員および卒業生の研究成果に基づく展覧会、ワークショップ、講演・講座等を市民向けに開催すると共に、京都を中心とする産業界や教育機関、研究機関との連携プロジェクトの成果発表にも努めます。

芸術文化創出の人材交流の場とすること

ギャラリーにおける展覧会、ワークショップ、講座等の企画に際し、成果の公表そのものを目的とするだけではなく、学内、同窓会、市民、産業界、教育関係諸機関、研究所などとの連携プロジェクトを通じて、広く人々が交流できる場を形成していきます。

芸術資源の連携活用のサテライト機能を果たすこと

本学と市民、京都市、産業界、他の諸機関が連携するにしても、基盤となるのは、情報の収集と交換です。京都が有する芸術資源としての人、物、場所、風景や景観、技術、材料、暮しの知恵に関わる情報を収集し、蓄積し、交流させる機関が必要となります。本ギャラリーは衛星的な位置を利して、情報の収集、蓄積、交換(発信と受信)の一翼を担います。