タイムベースト・メディアを用いた 美術作品の修復/保存に関するモデル事業 実施報告 ウェブサイト公開のお知らせ

公立大学法人 京都市立芸術大学芸術資源研究センターは、産・学・館(官)と連携して、タイムベースト・メディア(*)を用いた美術作品(以下、タイムベースト・メディア作品)の修復・保存に取り組み、国内にあるタイムベースト・メディア作品の修復・保存を促進することを目的として、平成27年度メディア芸術連携促進事業 連携共同事業「タイムベースト・メディアを用いた美術作品の修復/保存に関するモデル事業」を実施しました。

以下よりウェブサイトをご覧いただけます。
http://www.kcua.ac.jp/arc/lovers/


* タイムベースト・メディア〔time-based media〕とは、イギリスの美術館テートが提唱した概念であり、一般的に、ヴィデオ、スライド、フィルム、音声、コンピューターに依拠した、時間的な経験を伴う作品のことを指す。日本では「タイム・ベースド・メディア」と表記されることもあるが、本報告書では、原語の音声に近い「タイムベースト・メディア」の表記を用いる。

レクチャーコンサートのお知らせ

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「バロック時代の音楽と舞踏〜記譜を通して見る華麗なる時空間」

京都市立京都堀川音楽高等学校音楽ホールにおいてレクチャーコンサートを開催します。

入場を希望される方は,メールでの事前申込が必要となります。御注意ください。

<プログラム>
挨拶:柿沼敏江(本学音楽学部教授・芸術資源研究センター副所長)
導入:高野裕子(本学芸術資源研究センター非常勤研究員)
「バロック時代の音楽と舞踏」
第1部:レクチャー
 三島郁(本学音楽学部非常勤講師)
「『音楽』と『演奏』を書き留める—17〜18世紀の手稿譜を手がかりにー」
 赤塚健太郎(成城大学文芸学部芸術学科専任講師)
「舞踏譜は何を語るのかー資料としての舞踏譜の可能性と限界ー」
第2部:バロック・ダンスと演奏 〜17・18世紀のフランス・バロックオペラより〜
 リュリ:《アルミード》より〈パッサカーユ〉
 ラモー:《優雅なインドの国々》より〈野蛮人〉ほか
 樋口裕子(バロック・ダンス)
 永野伶実(バロック・フルート)
 大内山薫(バロック・ヴァイオリン)
 頼田麗(ヴィオール)
 三橋桜子(チェンバロ)

  • 日時:平成27年10月18日(日) 午後2時開演(午後1時30分開場)
  • 会場:京都市立京都堀川音楽高等学校 音楽ホール
  • アクセス:地下鉄「二条城前」2番出口すぐ 市バス「堀川御池」下車
  • (〒604-0052京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1)
  • 主催:京都市立芸術大学芸術資源研究センター
  • 入場無料 要事前申込(先着300名)
  • チラシ

事前申込方法
メールで受付けています。
①入場をご希望される方の氏名,②連絡先ご住所と電話番号を明記の上,
arc@kcua.ac.jp へメールを送信してください。(メールでのお申込みが困難な方は,往復ハガキまたはFAXでお申込みください。)
確認次第,整理番号を記載したメールを返信します。
当日窓口にて,整理番号が記載されたメールのプリントアウト,あるいはメール画面を提示してください。
※事前申込みをされてから1週間経っても整理番号メールが届かない場合は,お手数ですが当事務局までお問い合わせください。
[問合せ]京都市立芸術大学 芸術資源研究センター事務局
〒610-1197 京都市西京区大枝沓掛町13-6
TEL: 075-334-2231
FAX: 075-333-8533
メール: arc@kcua.ac.jp

ニューズレター創刊号発行のお知らせ

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芸術資源研究センターニューズレター創刊号

目次

  • ロゴデザインについて 舟越一郎 01
  • 芸術資源研究センター概要 加治屋健司 02
  • プロジェクト 04
  • 研究活動 10
  • ささやかにして、壮大なー 建畠晢

2015年3月31日発行

PDF版をこちらでご覧いただけます。

展示「図形楽譜 -日本音楽と西洋音楽-」のお知らせ

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現在,日本伝統音楽研究センター展観ギャラリー(新研究棟7階)では,展示「図形楽譜 -日本音楽と西洋音楽-」を開催中です。本展は,当センター重点研究「記譜プロジェクト」の藤田隆則教授(日本伝統音楽研究センター教授),竹内直(日本伝統音楽研究センター非常勤講師)が企画に携わっているものです。

日本において伝統音楽を伝承するにあたり,口承による方法の他,音の形を表現した図形楽譜が用いられてきました。対して,五線譜などの規範的な楽譜を発達させてきた西洋音楽の世界では,20世紀以降に五線譜以外の様々な記譜法が作曲家たちにより試みられるようになりました。本展では,日本と西洋の様々な図形楽譜を紹介しています。

なお,お手持ちのスマートフォン等で展示についての音声案内(楽譜の音等 ※一部のみ)や補足情報を視聴することもできます。
この機会にぜひ,多様な記譜の世界をお楽しみください。
皆様のご来場をお待ちしております。

・展示 「図形楽譜 -日本音楽と西洋音楽-」
・会場 日本伝統音楽研究センター展観ギャラリー(新研究棟7階)
・会期 平成26年11月下旬まで(予定)
・利用できる時間 水曜日~金曜日の午前9時~午後5時

〇日本伝統音楽研究センターホームページ

〇日本伝統音楽研究センターfacebook

共同研究プロジェクトの紹介

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「富本憲吉とバーナード・リーチ往復書簡の研究
 ―京都市立芸術大学所蔵資料を中心に―」

この度,立命館大学アート・リサーチセンター 日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点キックオフシンポジウムにて,本学美術学部森野彰人准教授が共同研究として採択された標記プロジェクトを紹介します。

  • 日時:平成26年9月27日(土曜日)午後1時から午後5時
  • 会場:立命館大学 衣笠キャンパス アート・リサーチセンター 多目的ルーム
  • 参加無料(事前予約制)※情報交換会:会費制 1,000円
  • 立命館大学アート・リサーチセンター

芸術資源研究センター関連企画のお知らせ

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芸術資源研究センター関連企画のお知らせ

「法と星座 − Turn Coat / Turn Court」関連企画
横浜トライアル

概要
国内外の優れた音楽家,科学者,哲学者,文学者と共同で「横浜トライアル」という催しを期間中に開催します。演劇でも,講義でも,パフォーマンスでもない,「その他の新しいケース」という意味で,この催しには「CASE」という名称がついています。Caseとは「訴訟」の意味を含みますが,今回は裁判のスタイルを借りて,陪審員(事前に公募した中から選ばれた方とこちらで指名した方の合計11名が陪審員として参加します。),傍聴人(Caseが開かれる当日に整理券を発行し,先着20名の方が傍聴できます。)として観客の方々に参加していただきます。これらのCase開催中は「審議中」の札が赤い法廷の入り口に掲示され,法廷内への入室は禁止となります。審議中は,他の観客は入室出来ない事が重要なポイントですが,「排除と選別」のシステムを「可視化」し,「排除されることにおいて,観客はこのゲームに参加している」という事です。 

    ■CASE-1:「非人称の光」 建畠晢・加治屋健司
    8月6日水曜 午後3時30分-5時
    芸術資源研究センター関連企画
    Case Worker: 高橋悟(京都市立芸術大学美術学部教授)
    ■CASE BY CASE: 日本国憲法をラップする by Shing02
    8月15日金曜 午後3時-3時30分、午後4時-4時30分、5時-5時30分
    助成:JSPS科研費 24320043「未完の記譜法」
    ■CASE-2:「自由意志は存在するか」 下條信輔
    9月11日木曜 午後3時30分-5時
    Case Worker : 高橋悟(京都市立芸術大学美術学部教授)

(さらに…)

出版のお知らせ

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前﨑信也 編
「大正時代の工芸教育 京都市立陶磁器試験場附属伝習所の記録」

非常勤研究員 前﨑信也編集の新刊が,このたび宮帯出版社より出版されました。
詳細については,宮帯出版社ホームページをご覧ください。

前﨑信也(まえざき しんや)
1978年生まれ。龍谷大学文学部卒業,ロンドン大学SOAS修士課程(美術史)修了後,米国クラーク日本芸術研究所勤務,中国留学などを経て,2008年SOAS博士課程修了。2009年より立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構ポストドクトラルフェロー。学術博士。編著に,『松林靏之助 九州地方陶業見学記』(宮帯出版社、2013),主要論文に,「伝統と科学の狭間で──イギリスでの松林靏之助の活動を中心に」(『近代工芸運動とデザイン史』思文閣出版、2008),「工芸研究に求められるイメージ・データベースとは」(『日本文化研究とイメージ・データベース』(ナカニシヤ出版,2010)など多数が。

特別展示「能・狂言を描く」のお知らせ

特別展示「能•狂言を描く」のお知らせ

特別展示「能•狂言を描く」のお知らせ

特別展示「能・狂言を描く」

7月1日(火)開催のARC開設記念事業の第2部ワークショップ「舞と謡の過去・現在・未来 -記譜法と身体伝承-」関連企画として,日本伝統音楽研究センター(伝音)展観ギャラリーにて特別展示「能・狂言を描く」を行います。
京都市立芸術大学芸術資料館は,能や狂言を描いた写生などの絵画資料を多数所蔵しています。
その中から,一部をご紹介します。
絵画資料が描きとろうとしたものから,現代の舞台をとらえなおすことができるのではないでしょうか。
また現代の舞台,演出や作り物などとの違いもわかり,歴史資料としても価値のあるものです。
過去に能や狂言がどのように描かれたのか,現代の能・狂言と比較してみてください。
開設記念事業とあわせて,ぜひこちらの特別展示もご覧ください。

  • 会期:平成26年7月1日(火)~8月11日(月)
    ※土日祝日はご利用いただけません。また,会期中の月曜日と火曜日は展示ケースのライトが点いていない場合もございますが,ご覧いただくことは可能です。
  • 時間:午前9時~午後5時
  • 場所:京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター展観ギャラリー(新研究棟7階)
  • 入場料:無料

日本伝統音楽研究センターホームページ

開設記念事業の開催のお知らせ

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京都市立芸術大学芸術資源研究センター開設記念事業

公立大学法人京都市立芸術大学では,創立記念日にあたる7月1日に,今年度新たに発足した芸術資源研究センターの開設記念事業を下記のとおり開催します。 京舞井上流の井上安寿子氏による祝舞で幕開けし,本学で能楽部をご指導いただく金剛龍謹氏による能のワークショップ,哲学者の鷲田清一氏による講演など,多彩な内容でお送りします。皆様のご来場をお待ちしています。


■ お問い合わせ先

  • 京都市立芸術大学芸術資源研究センター事務局
  • 〒610-1197 京都市西京区大枝沓掛町13-6
  • TEL・075-334-2231 / FAX・075-333-8533
  • mail;arc@kcua.ac.jp
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