公開講習会のお知らせ
芸術資源研究センター総合基礎実技アーカイブ・プロジェクト公開講習会
情報技術の視点から見たアーカイブの可能性と展望
膨大な素材がデジタル環境下でアーカイブとなって利用できるようになった現在,それらを適切に探し出す検索技術が重要になります。と同時に,たまたま目に付いたという出会いとそれがもたらす創造性は,検索技術だけでは支援しきれません。本講習会では,資料のアーカイブ化の要点と問題,そして創造的な活動を支援するための取り組みについて,海外での事例や新たに開発されているソフトウェアを紹介しながら,いっしょに考えたく思います。
- 講師:三分一信之氏(東大特任教授)
- 日時:10月22日(水)、16:00~17:30
- 場所:芸術資源研究センター共同研究室
- 一般来聴可
- 主催:芸術資源研究センター(総合基礎実技アーカイブ・プロジェクト)
- チラシ(PDF)
■ 講師プロフィール
三分一 信之(さんぶいち のぶゆき)http://www.sambuichi.jp/
1956年 広島生れ
1979年 京都大学工学部(原子核工学)卒業
1982年 同大学院工学研究科(原子核工学専攻)
1982年 日立コンピュータコンサルタント(現 日立ソリューションズ)入社
1986~1987年 米国スティーブンス工科大学コンピュータサイエンスMSCS取得
1999年 研究開発センタ長
2006年 主管技師長
2010年 東大情報学環 特任研究員
2012年 東大情報学環 特任教授
東京大学との共同研究「知のコンシェルジェ」(百科事典の参照項目の関連を視覚的に辿ることで知識を提供するサービス)、ポンピドーセンターIRIと共同して映像アーカイブ構築を支援するソフト”Lignes de temps”の開発、東アジア出版人会議での「東アジア文化地図」の設計などに従事している。