第6回研究会のお知らせ

No.6

第6回アーカイブ研究会

チェルノブイリ・ダークツーリズムの実践から

第六回は,思想家・作家である東浩紀さんをお招きします。

<概要>
福島第一原発事故の風化がますます進むなか,その記憶を後世に伝えるためになにができるのか。筆者はその回答のひとつとして,昨年,1週間の取材を経て『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』を出版,そのあとも筆者が経営する会社(ゲンロン)でチェルノブイリへの一般観光客へのツアーを公募し実現している。福島第一原発事故跡地への取材も敢行した。記憶の継承とはなにか,観光の効能とはなにか,「現場」とはなにを意味するのか,そもそもなにかが「伝達」されるとはなにを意味するのか,筆者の経験と哲学を交差して語る。

  • 日時:平成26年12月17日(水曜日)午後5時から6時半
  • 会場:京都市立芸術大学 中央棟3F講義室1
  • 参加無料(事前申込み不要)
  • チラシ

■ 講師プロフィール
東浩紀
(あずま ひろき)
1971年生。作家・思想家。ゲンロン代表取締役。ゲンロンカフェオーナー。専門は現代思想、情報社会論、表象文化論。メディア出演多数。主著に『存在論的、郵便的』(1998、サントリー学芸賞受賞)『動物化するポストモダン』(2001)『クォンタム・ファミリーズ』(2009、三島由紀夫賞受賞)『一般意志2.0』(2011)。編著に『福島第一原発観光地化計画』(2013)など。

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