放送規格について

こうしたさまざまなテープ規格に加え,NTSC,PAL,SECAというの3つの放送規格がある。そのため,再生機が対応する放送規格と異なるテープを再生しようとしても出来ないといった複雑さがあった。

NTSCは,アメリカや日本などで普及し,走査線数525本を 30フレーム/秒で再生する。アスペクト比は4:3。一方PALは,ヨーロッパを中心に普及し,走査線数は625本の毎秒25フレームで表示されるため,日本や米国で使用されている NTSC方式との互換性はない。SECAMはフランスで開発され,旧ソビエトや東欧諸国で普及した。

 

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