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大船鉾の裾幕,本学から大船鉾保存会に贈呈 2014.02.14

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 京都市立芸術大学は,公益財団法人祇園祭山鉾連合会(以下,山鉾連合会)及び公益財団法人大船鉾保存会(以下,大船鉾保存会),京都の企業との連携の下,祇園祭で今夏巡行を目指す大船鉾の裾幕と音頭取りの衣装を制作し,裾幕を大船鉾保存会に贈呈しました。

 この制作は,美術学部の専攻横断的な授業である「テーマ演習」において行っており,経過の詳細については,前々回のお知らせ「大船鉾の裾幕,音頭取りの衣装に, 京都市立芸術大学の学生が提案したデザインが採用されました」(9月11日掲載)をご覧ください。


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 2月13日(木曜日)に,京都市無形文化遺産展示室(京都ヨドバシカメラビル1階北東角)において,贈呈式が行われました。会場では,式典に先立って,大船鉾の木組みに,学生らが制作した裾幕を,大船鉾保存会の方々とともに取り付けました。

 真新しい裾幕が取り付けられた大船鉾の前に,出席者が並び,多くの報道陣が詰めかける中,授業を担当した吉田 雅子准教授の司会で,贈呈式が始まりました。

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 吉田准教授による本事業の経過説明に続いて,本学学長の建畠 晢が,大船鉾保存会理事長の松居 米三氏に,目録を贈呈し,また松居理事長から建畠学長に請け書が進呈され,裾幕が無事に大船鉾保存会に贈呈されました。

 挨拶では,山鉾連合会理事長の吉田 孝次郎氏が,本事業の成功を心から祝され,学生にねぎらいの言葉をかけていただきました。建畠学長は,京都市民の誇りである祇園祭に本学の学生が携わる機会を与えていただいたことに,大いに感謝していると謝辞を述べられ,また,松居理事長は,本事業のような機会を若い学生に与えることで,伝統ある祇園祭の新たな担い手として育ってほしいと,それぞれの思いを言葉にされました。

 また,デザイン及び制作をした学生を代表して,美術学部3回生の覺野 真規子さんが,多くの方の協力があって裾幕を完成させることができ,貴重な経験をさせていただいたことに,感謝の気持ちを込めて挨拶しました。

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 挨拶に続いては,音頭取りの衣装が披露されました。美術学部の井澤 茉梨絵さんと西田 千紗さんがデザインし,有限会社スギシタが浴衣に仕立てた衣装は,大船鉾保存会の方が実際に着用して,披露されました。

 贈呈式の後には,大船鉾保存会のご厚意により,学生が鉾にあがらせていただきました。巡行用の清々しい浅葱色(薄い藍色)とひきぞめ用のきりっとした黒色の2種類の浴衣を着た音頭取りが鉾の先頭に立ち,扇子と綱を持ちながら「エーンヤーラーヤー」と巡行さながらの掛け声をかけると,会場からは大きな拍手が起こりました。

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 自らが制作した裾幕が大船鉾に取り付けられた状態を目の当たりにして,これまでの苦労も吹き飛んだ様子の学生たち。そこに,大船鉾保存会の方が,裾幕を製作した学生6人の名前が書家の方によって裏書きされていることを紹介すると,驚き,感動していました。学生たちは,今年の祇園祭への楽しみを口にしながら,感慨深そうに裏書きを眺めていました。

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 大船鉾に取り付けられた裾幕は,2014年3月末まで,同展示室にてご覧いただけます。

 今夏の山鉾巡行の前に,どうぞご覧ください。

【贈呈式の出席者】

<本学>

学長 建畠晢

裾幕のデザイン・制作した学生

  • 佐藤 花音(日本画専攻3回生)
  • 三富 翔太(日本画専攻3回生)
  • 東穂 愛子(日本画専攻4回生)
  • 覺野 真規子(油画専攻3回生)
  • 木塚 奈津子(油画専攻3回生)
  • 花岡 ゆう(油画専攻3回生)

音頭取りの衣装をデザインした学生

  • 井澤 茉梨絵(油画専攻3回生)
  • 西田 千紗(版画専攻3回生)

授業を担当した教員

<大船鉾保存会>

理事長 松居 米三氏

業務執行理事 木村 宣介氏

衣装監督 木村 忠夫氏,鈴木 辰規氏

<山鉾連合会> 理事長 吉田 孝次郎氏
<製作協力>

スギシタ有限会社 代表取締役 杉下 永次氏

田中直染料店 代表取締役 田中 直輔氏​

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