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小・中学校の図画工作・美術の授業の充実等を目指し,京都の芸術系5大学と教育委員会等がコンソーシアムを設立2012.08.09

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 京都の芸術系大学では,これまで京都市立小・中学校と連携し,美術教育の充実や芸術を大切にする風土づくりに取り組んできました。

 京都市立芸術大学においても,小学校と連携し,本学の卒業生や在学生が小学校の空き教室で芸術作品の滞在制作を行い,児童と日常的に交流する取組や小学校における工芸教室,水墨画教室などを開催してきました。(取組の様子は,大学のお知らせ「2012/07/14」,「2012/06/15」,「2012/04/11」,「2011/11/15」,「2011/11/15」をご覧ください。)

 この度,これらの取組を一層発展,充実させることを目指し,京都にある芸術系の5大学(京都市立芸術大学,京都嵯峨芸術大学,京都精華大学,京都造形芸術大学,成安造形大学)と京都市,京都市教育委員会,京都市立小・中学校が,「京都芸術教育コンソーシアム」を設立しました。

 8月6日に設立記念式典を開催し,門川大作京都市長,生田義久教育長,各大学の学長など「京都芸術教育コンソーシアム」のメンバーにより,行動宣言を発信致しました。

 

 また,当日は関連イベントとして,各芸術系大学において,アート体験ができる教室が催され,京都市立芸術大学は,親子で参加できる工芸教室「つくってあそぼう ポンポンスイスイ」を開催しました。教室には,暑い中にも関わらず,約50名の児童と保護者に御参加いただきました。

 

 この工芸教室では,美術学部の学生と教員の指導のもと,パイプの下部をろうそくで加熱し,水蒸気の力で進むポンポン船を親子で作っていただきました。

 子どもたちは,船のイメージに縛られることなく自由な発想で,「じんべいざめ」や「泳いでいる人」などをイメージしたポンポン船を保護者の方と一緒になって作りあげ,できあがった作品をプールで実際に進めて楽しんでいました。

 

 指導に当たった学生は,小学校の先生の大変さを実感するとともに,子ども達はみんな自由な発想力を持っていることに驚き,そういった発想が大人になると何故できなくなるのか,など様々なことを感じ,考えていました。

 

 午後からは,教育関係者等が子どもを取り巻く教育課題について議論を深める「平成24年度子どもを共に育む 未来づくり教育フォーラムin京都」の「芸術教育分科会」が開催されました。

  

 この分科会においては,武蔵野美術大学教職課程研究室の三澤一実教授により,「大学と小中学校が連携した美術教育の可能性」をテーマとした講演と京都市立境谷小学校,衣笠中学校における実践報告がなされるとともに,三澤一実氏,東良雅人氏(文部科学省教科調査官),辻喜則氏(京都市立境谷小学校校長)をパネリストに迎え,本学の横田学教授をコーディネーターとして,芸術系大学と小・中学校との連携による美術教育の新たな可能性についてパネルディスカッションが行われました。

 このコンソーシアムでは,今後も,各大学や小・中学校が持つ教育資源を生かし,図画工作・美術の授業の充実や子どもたちが芸術を身近に感じることができる風土づくりを進めていきます。

 

「京都芸術教育
コンソーシアム」
行動宣言(PDF[157KB])