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境谷小学校で工芸ワークショップ「みんなであそぼう!コロコロタウン」を開催2013.07.25

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 境谷小学校において,7月13日に本学の学生7名が工芸ワークショップ「みんなであそぼう!コロコロタウン」を開催しました。

 このワークショップは,本学のテーマ演習(※1)「創造・発見・感動!小学生へのメッセージ」という授業の一環で,担当教員や境谷小学校の先生の指導の下,学生が小学生に描くこと・つくることの楽しさを伝えるワークショップを企画し,実施するものです。

 また,境谷小学校の「チャレンジ土曜教室(※2)」の位置付けでもあり,ワークショップには,14組,約30名ほどの児童と保護者の方々に御参加いただきました。

 ワークショップでは,子どもたちが,学生が用意した板に釘を打ち,牛乳パック,ペットボトル,色紙,リボン,布,ボタンなどで飾りを施し,自分の好きな町「コロコロタウン」を創ります。

 学生が,あらかじめ材料の板に穴を三つ空けており,できあがった「コロコロタウン」にビー玉を入れるとパチンコとして遊べる工夫が施されています。

 

 最初に,学生から,子どもたちに「みんなの住んでいるまちは,どんなまちかな?」「どんなまちだと楽しいかな?」と問いかけるとともに,「私は,お花が好きなのでお花畑のまちを創りました!」と学生自らが作った作品を披露します。

 子どもたちからは,「おもしろーい!」「これどうやってつくったの?」という声があがり,学生の作品に興味深々の様子でした。

 その後,学生が「コロコロタウン」の作り方を説明し,いよいよ制作のスタートです。

 

 子どもたちは,自分の好きな色の板や材料を選んで,保護者の方と一緒に制作にかかります。子どもたちは,学生や保護者の方に教えてもらいながら,金槌で釘を打ったり,ボンドで飾りをつけたりという作業を楽しんでいました。

 

 

 みんなの作品ができあがり,それを1枚の板につなげて,一つの大きな「コロコロタウン」を二つ創ります。

 子どもたちは2チームに分かれて,大きな「コロコロタウン」をみんなで持ち,中にビー玉をいっぱい入れて,「コロコロタウン」を傾けて,どちらのチームが多くのビー玉を穴に入れられるかを競って遊びました。 

 辻喜則境谷小学校校長からは,「ひとりひとりのまちが合わさって,みんなのまちになり,そのまちで,みんなが楽しむことができる。ワークショップの中に美術だけでなく,個人と社会の関係など,いろんな学びが含まれている。すごいアイデア。さすが京都芸大の学生ですね。」とのお言葉をいただきました。

 ワークショップを終えて,担当した学生は,「子どもたちは,自分達には思いつかないような素敵な発想で,自分たちのまちを創っていた。今日のワークショップで,美術が楽しいこと,そして,親子で協力すると,もっと楽しいことが伝われば,嬉しい。」と手応えを感じているようでした。

 京都芸大では,今後も教育研究の充実を図るとともに,地域の文化芸術振興に取り組みます。

 

※1 テーマ演習

  京都芸大独自の教育カリキュラム。一定のテーマに沿って学生と教員が専攻を越えて,実践的な研究活動を行うことで,芸術に関わる幅広い視野と探究 心,コミュニケーション能力を養います。 

※2 チャレンジ土曜教室

  学校休業日を活用した京都市教育委員会の「土曜学習」事業。境谷小学校では,地域の指導者,近隣の高等学校・大学関係者,教職員による芸術や伝統文化の体験など多彩な学習機会を提供し,子どもたちの学びと育ちを応援しています。