西村 知子

氏名 西村 知子
学年 2回生
学部 美術研究科修士課程
専攻等 油画
留学先 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)/イギリス
留学先専攻 Sculpture
留学期間 2011年9月~12月
留学行動記録
8月29日 日本出発
8月30日 ロンドン到着
8月31日~9月11日 ロンドンの土地に慣れる。観光。日本で紹介して頂いた人に会う
9月10日 オックスフォード日帰り旅行
9月12日~16日 語学学校
9月18日~21日 アイルランド旅行
9月22日 オリエンテーション
9月26日~30日

first week

(登録や説明会のある忙しい週。各専攻によってスケジュールが異なる。私は本校と彫刻のスタジオを行ったり来たりで大変だった。)

9月26日 ロンドン観光(彫刻の学生)
9月27日

10時~ 彫刻でのオリエンテーション。3時~ 交換留学登録

(登録日は専攻によって日と時間が違う。登録の時、現住所・電話番号等を記入する必要がある。この時に学生カードと図書カードがもらえる。)

9月28日

10時半~ support service 説明(本校)。

 

1時~stuff talk(彫刻)。 

3時~ drawing show(彫刻)。

9月29日 10時~ introduction. Foundry, Wood, Metal, Moving, etc
9月30日 プレゼンテーション(一年生の学生全員。)
10月1日~8日 アトリエの準備(課題がないからゆっくりできる。)
10月9日

授業スタート

毎週月曜10時~ミーティング(主に一週間の予定について)

毎週火曜10時~CHS

毎週木曜17時~ lecture for moving image

金曜、月二回留学生のための英語のクラスがある。

その他、イベントが何かしらある。

他の日は制作と美術館、ギャラリーめぐり

10月13日~15日 frieze art fair
10月18日 V&A visit for ceramics class
10月28日 ハロウィンパーティー
11月 展覧会の準備を始める(主にフライヤー)
11月14日~18日 エディンバラの生徒訪問。(作品の紹介等してくれた)
11月19日 seven sisters park 日帰り旅行
11月24日~29日 ヴェネチアとパリへ旅行
11月30日 open day (スタジオで先生のお友達と交流する日)
12月6日 open day
12月7,8日 open studio(他専攻の生徒が気軽に制作室を訪問する日)
12月12日 critチューターと5,6人の生徒で各制作場所を回り批評する
12月12日~16日 RCAでの展示(私は2会場)
12月15日 クリスマスパーティー
12月17日 高橋さんの演奏聞きに行く
12月19日~21日 アトリエの片付け荷物まとめる。
12月22,23日 ベルリン旅行
12月24日 24日から学校登校禁止期間になる。
12月26日 leaving party
12月27日 ロンドン郊外日帰り旅行
12月28日 ロンドン出発
12月29日 クアラルンプール観光
12月30日 日本到着

渡航~オリエンテーションまで

渡航して二週間は生活や土地に慣れる事を目標に、ギャラリー・美術館めぐり、生活必需品の購入などをして過ごしました。そして、日本で紹介していただいた、ロンドン在住の方とお会いしました。三週目にlanguage linkという語学学校に一週間だけ通いました。RCAはオリエンテーションまではほとんど何の手続きもありません。9月22日に一年生合同のオリエンテーションがありました。その次週から所属する専攻や学校についてのあらゆるオリエンテーションが一週間かけてあるので、この週は忙しくなります。私の所属していた彫刻は9月30日に作品のプレゼンテーションがありました。作品画像、作品についての話す内容をあらかじめまとめておくと楽です。プレゼンは一人10分以内で2作品まで、ウェブサイトを持っている人はそれを使って作品のプレゼンをしている人もいました。

授業や制作について

RCAは単位制ではないので、授業らしい授業はありません。その代わり、毎週CHSという美術史(fine artの学生は毎週火曜。)等のレクチャーが毎週あります。その他様々なイベント、レクチャーが毎週何かしらおこなわれます。私は毎週火曜の夕方5時からあるmoving image に関するレクチャーに行っていました。制作についての京芸との大きな違いは技術面でのサポートです。それぞれの技術ごとにテクニシャンがおり、自分の考えアイディアをテクニシャンと相談し一緒に作っていく事ができます。様々な技術を教えてくれるワークショップが不定期でおこなわれており、お知らせがメールで来ます。又はワークショップをしてほしいとメールで送って日にちが調整できれば、鋳造手法や写真の手法を学ぶことができます。彫刻は課題が一切ないので、自由に自分の作品が作れます。自分で時間の使い方を決めるあり方は、京都市立芸大の私のいる専攻と変わりないと思いました。

現地の暮らしについて

ロンドンでの生活は何も不自由する事はありません。oxford circus 近辺には服屋は山のようにあり、tottenham court road には電気街もあります。piccadilly circus には中華街やミュージカルのシアターもあります。 Tescoやsainsbury’s、marks&spencerというスーパーが沢山あるので自炊にも困りません。ロンドンの生活を通じて感じたことは、初めての人、知らない人どうしの距離間がとても近いです。これは日本人と違うところだと感じました。ロンドンでは一回きりしか会えない方が沢山いました。けれど、その一回きりの時間をみなさん大切にし、とても仲良く話せます。それは、ロンドンが大都会で、人の行き来や入れ替わりが激しい中でつちかわれたものなのだろうと思いました。そして、学校での生活を通して先生と生徒の関係も面白いと感じました。相手は先生ですが、何でも話せる家族のような関係だと思いました。疑問や異議があれば何でも話せるという生徒と先生の関係は、とても良いと思いました。

語学について

ロンドンに行く前に先輩に紹介していただいた、Language Link London という語学学校に一週間通いました。私は全然話せないまま留学に行ったので英語を声に出して言うとても良い練習になりました。語学学校終了後は、英文を書くという事をしました。英語の基本構造が解説してある本を利用して英文を書き、それが合っているかパソコンで確認する。書いた文章を話してみて、何とか会話を試してみる。そうこうして1、2カ月経つと、いつも使う簡単なフレーズは話せるようになりました。リスニングは、初めはとても難しかったです。家に帰ったらまずテレビを付けて英語が耳に入ってくるような環境作りをしました。映画チャンネルもあるので楽しかったです。CHSのレクチャーも初めは苦労しましたが、わりとゆっくり話をしてくれるので、わかるところはわかるようになりました。画像を見ながら話をするので、自身の美術の知識を織り交ぜながら理解していきました。ボイスレコーダーを購入したので、レクチャーがある度に録音をするようにしていました。

授業やプロジェクトの成果発表等

RCAの交換留学ではタームの最終週に展覧会をすることになっています。(展示をしないことも可能だそうです。)11月からフライヤーの準備を始め、週に一回ぐらいで展示について交換留学生三人で話し合いをしました。私はStevens Building にあるHockney Galleryと、彫刻にあるproject space の二か所で展示を行いました。また、彫刻では、私の作品を批評する機会があります。担当のチューターにメールを送り、日取り等の返事がきます。一人だけではなく、数人で各生徒の制作場所をまわりながら、気軽に作品について話しました。