澤村 春菜

氏名 澤村 春菜
学年 2回生
学部 美術研究科修士課程
専攻等 日本画
留学先 国立高等美術学校(Ecole nationale superieure des Beaux-Arts)/フランス
留学先専攻 peinture(絵画)
留学期間 2011年9月~12月
留学行動記録
9月6日 日本出国
9月9日~14日 旅行(イタリア フィレンツェ)
9月27日~30日 旅行(フランス ニース)
10月3日 オリエンテーション/授業登録
10月4日~

授業スタート

毎週月・水午前:フランス語

月~水:フレスコ画スタジオで制作 

水午後:人体学  

金午後:訪問デッサン

その他はアトリエで制作

10月6日 St Ouenの別校舎見学、留学生ウェルカムパーティー
10月7日 OFII手続きのための健康診断
10月27日 ギャラリー巡り、留学生展覧会
11月11日 シャンボール城へ1日観光
11月29日 アトリエ学期末展示
12月3日~4日 旅行(ベルギー ブリュッセル)
12月14日 フェアウェルパーティー
12月17日 クリスマス休暇(~2日)
12月18日~20日 旅行(フランス ロンシャン(コルビジェ教会)、オーセール、アルケ・スナン)
12月27日~28日 旅行(モンサンミッシェル)
12月31日 パリ出発
1月1日 日本帰国

渡航~オリエンテーションまで

9月6日にパリ着。飛行機はエールフランスのユース割引を利用しました。出発間近になって、台風の影響で5日着の予定でしたが1日出発がずれました。その後に予定をつめていなくて良かったです。帰国便も当初は30日発の予定でしたが航空会社側の都合でその日の便がなくなり31日になったりと航空会社には振り回されました。到着後すぐにOFIIの書類を送りました。約1週間後にOFIIから通知が来ていたためCite Universiteへビザを有効にするための手続きを行いに行きました。別の日に健康診断後、ビザが有効になりました。

授業や制作について

大学は10月3日にオリエンテーションがあり、学生証の交付、授業選択の説明がありました。登録は(1)実技講義 (2)技術 (3)語学(フランス語) (4)所属アトリエをそれぞれ一つずつ決めるよう言われます。

最初の2~3週間はアトリエに入れてもらえるよう、その教授たちの前で自分のポートフォリオを見せながらプレゼンをする日々でした。私は2週間目にアトリエを見つけることができました。

(1)の実技の授業は各1科目でよかったのですが私は2つ取りました。一つ目はヌードモデルのデッサンを通して学ぶ「人体学」。もう一つは校外を訪れてデッサンするという授業です。

(2)の技術はフレスコ画を選択しました。週の前半はフレスコ画の実践を通して技術を学んでいました。

現地の暮らしについて

食べ物や水について困ることはありませんでした。お金も比較的どのATMでも引き出せ便利でした。25歳以下ならほとんどの機関で割引が効くため美術館や電車も割安でした。住居はインターネットで見つけた物件で、もう一人京芸からパリの別の大学に行く藤原さんとシェアしました。結果的にシェアをしたことや住んだアパートも良かったと思っています。学校の近くまでバス1本でも行けましたし、治安も悪い印象はない住宅街といった感じでした。

語学について

ボザールでは、英語が話せる教授も多かったように思います。交換留学生とは英語で会話するのが普通でしたが、それ以外はせっかくなので現地の言葉でしゃべろうと努めました。フランス人の日常会話には全くついていけませんでしたが、フランス語の聞き取りはゆっくりわかりやすくしゃべってもらってコミュニケーションを取っていました。上達の工夫としては家ではテレビがないのでとりあえずラジオを付けたり、普段使うものにフランス語で名札を付けて単語を覚えていました。

授業やプロジェクトの成果発表等

アトリエ全員が作品を出し1日だけギャラリーに飾るaccrochageというものがありました。合評のようなものでしたが、残念ながら先生の批評の時にその場に居なかったため講評の詳細はわかりませんでした。誰でもその日はギャラリーに入れたので数人と絵について意見を交わしたりできました。

留学を終えての感想

毎日充実した日々であったと思います。私の目的はこちらで自分の制作をするというよりは色々なものを見て吸収するということだったので、週に2,3は美術館に行き鑑賞しました。そして体験したかったフレスコ画も貪欲に作ったため2つの自分の作品、模写4つと思っていたよりも多くの作品を作ることができ、それを通して多くの技術を学べたと感じています。そして何より現地の人々や世界中から来た留学生との関わりは、私にとって最も大きな収穫であったのではないかと感じています。しゃべろうと努力する姿勢が良かったのか、フランス人の友人も作ることができましたし、留学生にも仲の良い友人が何人もできました。私にとってこの4か月間は毎日多くのものを見て経験できた夢のような期間であったと思います。このような期間を与えてくださったみなさんに感謝します。