谷口 尚史

氏名 谷口 尚史
学年 2回生
学部 美術研究科修士課程
専攻等 環境デザイン
留学先 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)/イギリス
留学先専攻 Architecture
留学期間 2011年9月~12月
留学行動記録
8月31日 日本出発
9月1日 ロンドン到着/フラット入居
9月12日

語学学校(~21日)

建築事務所でインターン(~10月初旬)

9月22日 国際留学生オリエンテーション
9月26日 学生登録
9月27日 建築科 オリエンテーション、午後から即日課題
9月28日 第2課題/グループ制作(~10月4日)
10月3日 図書館利用説明
10月7日 Tutorによる各研究室(ADS1~5)の年間研究テーマの発表
10月8日 研究室決定/ADS3
10月11日

研究室配属・授業スタート

毎週火・木がチュートリアル/その他は主にスタジオで制作

10月13日 木工室利用説明
10月26日 Rapidform利用説明
10月28日 ハロウィンパーティー
11月1日

引き続き、毎週2回のチュートリアル

・10月は研究室全員で授業を行っていたが、この頃にはマンツーマンの指導に切り替わる

11月5日 イタリア研修旅行、最終日に中間発表(~21日)
11月27日

MixB(住居情報サイト)での次の入居者探し開始(~2日に入居決定)

※僕のフラットは退去時に次の人を探さなければならない

12月1日 建築学科 オープンデー
12月6日 交換留学生展の打ち合わせ/DMのグラフィック決定
12月12日

交換留学生展 in Stevens Building(~16日)

・搬入(9時~17時)

・オープニングパーティー(17時頃~)

12月15日

建築科 学期末最終講評/Fall Term終了

・チューターの他に、学科長、外部からも有識者が来る。

12月21日 ドイツ旅行(~23日)
12月29日 ロンドン出国/フラット引き渡し
12月30日 日本帰国

渡航~オリエンテーションまで

渡航から入学手続きまでは約1ヶ月間、期間が空いていました。最初の頃はロンドンを観光しながら、大まかな地理や生活に必要なもの、墓所などの情報収集を行いました。2週間経ったあたりから語学学校に通い始めました。Shepherd’s BushにあるEnglish Studioというところです。期間は学校が始まるまでの2週間。短期間なので授業の質というよりは、費用の面を優先して学校を選びました。また、ロンドンの設計事務所に勤めている学部時代の友人が居り、ちょうど設計コンペで人手が足りず、語学学校と並行しながら3週間ほど事務所に手伝いに行かせてもらいました。

授業や制作について

授業が始まって最初の2週間はグループ制作で、5~6人に分かれ共通の課題が与えられました。3週目からはADSと呼ばれる研究室に分かれます。ADSは全部で5つあり、ADSそれぞれにチューターが2~3人います。ADSは各々で独立しており、テーマも異なります。1つのADSにつき、1年生と2年生併せて15人前後在籍しています。僕は現在ADS3に在籍しています。週1~2回程度チュートリアルがあり、学校でやる時もあれば外(この間はすごく敷居の高そうな古書店)でやる時もあります。本来は1年通して行うのですが、僕は短期ということもあり、皆よりも早く終わらせられるようなプログラムを組んで頂き、展覧会に向けて取り組んでいます。

あと各ADSでそれぞれ研修旅行があり、僕のADSはローマに11月15日から一週間行ってきます。ほかのADSはベルリンであったりイスタンブールであったりとおそらく各ADSのチューターや生徒の趣味で場所が決められるみたいなので、年やADSによって、毎回行く場所が異なるのだと思います。

スタジオについてですが、 前年に比べRCAの生徒数が増加しており、2学年合わせて60~70人がぎゅうぎゅう詰めにひとつの部屋で作業していました。またパソコンやプリンターなどの設備面に関しては、デザインプロダクトと共同で6台くらいのパソコンと大きいA3レーザープリンター、B0よりも大きなサイズが出力可能なプロッターが二台ありました。京芸に比べて圧倒的に生徒数が異なるので、何をするにも他の人に気を使う機会が多かったように思います。

現地の暮らしについて

日本人4名とのルームシェアで生活しています。社会人や学生、性別などみんなバラバラで生活時間も異なり、習慣も異なるため大変興味深いです。集団生活は初経験だったので何かと戸惑う部分もありますが、元気に楽しくやっています。僕が住んでいる地区はイーストエンドと呼ばれるエリアで、地価が安い分、移民やアーティストが多く住んでいます。ギャラリーや店も本当に多く、週末は道に人があふれかえるほどの盛況ぶりで、とても魅力的なエリアです。ちなみに僕の団地一帯はバングラディッシュ系コミュニティ郡で、カレーの良い匂いがいつも充満しています。また、日照時間が日本より短くなります。日によっては13時過ぎでもう夕方のような天気の日もありました。

語学について

語学に関しては、語学学校に行った以外はPodcastで英語のラジオを聞いたりするくらいです。RCAの授業は勿論早すぎて着いて行けません。プレゼンもいつも困りますが、その点に関してはある程度苦労することは覚悟していたので、「こんなもんかなぁ」と思うくらいです。制作上、英文の記事を読む機会が大変多いので、良い訓練にはなっているのではないかと思っています。

授業やプロジェクトの成果発表等

セメスターの最終日に研究室でプレゼンテーションがありました。雰囲気はイタリアで行った中間発表会と似たような印象でしたが、チューター3人の他にディーン(学科長)や外部からも数名の建築家や関係者が来られていました。

留学を終えての感想

価値観や文化の違い、言語の問題はもちろんのこと、何よりも先ず相手に自分の思っていることを正確に伝えることの難しさについて考えさせられました。