「状況のアーキテクチャー」について
京都市立芸術大学では、芸術を介した人間の相互関係および人間と社会の〈あいだ〉の生成を通じて、総合的な視点から芸術実践を捉え直し、異なった領域、文化、制度を結びつけ、専門家と市民が共同で地域社会に新たな状況を構築するアートマネジメントの可能性とそれを担う人材の育成を目的としたプログラムを実践します。
目的
アートリテラシーの普及や展覧会のキュレーション、町おこしとしてのアートイベントの企画などといった従来型のアートマネジメントの次の段階に向けて、本プログラムでは、今後ますます必要となる2つの技術の獲得を目的とします。
これら水平と垂直の二軸が交差する位置に立ち、総合的な視点から、現代の社会や地域が抱える問題を、アートの知を活用して捉え、次世代へと継承できる創造的なビジョンを多様な手法で発振できる人材を育成します。
テーマ
拡張された場におけるアートマネジメント人材育成事業「状況のアーキテクチャー」は、物質・生命・社会という人間の根本に関わる3つのテーマを軸に展開します。
物質
Transferring
Matter:
創造的アーカイブ
生命
Tracing Life:
生存の技法——
ケア×アート
社会
Trading
Communities:
制度を使った
多文化共生
受講対象者
芸術に関わる仕事をはじめ、多様な専門職に従事されている方や、それらの仕事への就業を目標とされている方、また共に考え活動することに意欲的な方を対象とします。→ 詳しくはこちら
チラシ
*チラシは8月時点の情報です。開催日時など最新の情報は本サイトをご確認ください。