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酒井健治

  • 役職:准教授
  • 専攻:作曲専攻
  • 専門:作曲

コメント

先人達が残した楽譜から何をどれだけ深く読み取るのか,そして自作品において何を誰に表現したいのか厳密に考え続ける事,これらの訓練が卒業後必ず生きると思いますし,授業において僕自身の国内外での経験に基づいてアドヴァイス等お手伝い出来ればと考えています。 学生期間に得る経験は大変貴重なものです。在学中は実感しにくいかもしれませんが,毎日必ず何かを学べる様な,充実した日々を過ごして欲しいと考えています。

略歴

京都市立芸術大学卒業後渡仏。パリ国立高等音楽院,ジュネーヴ音楽院を最優秀で卒業し,Ircamにて研究員を務める。国内外の著名な演奏団体,ソリスト達によって作品が委嘱初演され,武満徹作曲賞第一位,エリザベート王妃国際音楽コンクール大賞,文化庁長官表彰(国際芸術部門),芥川作曲賞,ローマ賞,京都市芸術新人賞などを受賞。日本音楽コンクールや芥川作曲賞の審査員なども務め,名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めた後,現在オーケストラ・アンサンブル金沢のコンポーザー・オブ・ザ・イヤー。

ウェブサイト:http://kenjisakai.net

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最終学歴及び学位称号

京都市立芸術大学卒業卒業
芸術学士

業績・研究発表

受賞歴

2007

ジョルジュ・エネスク国際音楽コンクール作曲部門グランプリ

2009

武満徹作曲賞第一位

2010

ルツェルン・アートメンターファンデーション賞

2012

エリザベート王妃国際音楽コンクール作曲部門グランプリ

文化庁長官表彰(国際芸術部門)

2013

芥川作曲賞

ジョルジュ・ヴィルデンシュタイン賞

2015

ローマ賞

個展

2014.12

アステールプラザ(広島)

2015.9

ベガホール(宝塚)

2016.6

ヴィラ・メディチ(ローマ)

2017.2

ミュージックフロムジャパン(ニューヨーク)

ローマ日本文化会館(ローマ)

2017.11

京都府立府民ホール・アルティ(京都)

講演

2012.7

国立音楽大学

2015.9

私立雲雀丘学園中学校・高等学校

2016.11

慶応義塾大学

2016.12

東京音楽大学

論文・著書等

  • 2016年7月自作品に関する論考「エクリテュールの強度」が日本アルバン・ベルク協会発行ベルク年報に掲載

その他の活動

  • 審査員の活動:2013年10月日本音楽コンクール作曲部門(室内楽),2014年10月日本音楽コンクール作曲部門(オーケストラ),2017年9月芥川作曲賞
  • TV出演:2012年12月「J-MELO」,2013年10月「J-MELO」,2014年8月読売テレビ「グッと!地球便」

作品

2009.10

パーカッション,18人の奏者と電子音響のための「アストラル/クロモプロジェクション」がアンサンブル・アンテルコンタンポランによってポンピドゥーセンターにて世界初演

2011.5

オーケストラのための「ネブラス・ニクス」がジョナサン・ノット指揮ルツェルン交響楽団によってルツェルンKKLにて世界初演

2011.12

5人の奏者のための「オスモシス –ジェラール・グリゼイへのオマージュ」がアンサンブル・イティネレールの演奏によりラジオ・フランス「Alla Breve」で放送初演

2012.3

16人の奏者と電子音響のための「霧と泡」がダニエル・カウカ指揮アンサンブル・オーケストラル・コンタンポランによってビエンナール・ミュジーク・アン・セーヌにて初演後,Ircam,フェスティバル・アルシペル等で再演

2012.7

27人の奏者のための「Danse Macabre」が飯森範親指揮いずみシンフォニエッタ大阪によっていずみホールにて世界初演

2012.9

ピアノのための「緑の青/青の緑」が児玉桃によって東京文化会館にて世界初演

2013.6

オーケストラのための「ホワイトアウト」が下野竜也指揮NHK交響楽団によって東京オペラシティにて世界初演

2013.11  ヴァイオリンとピアノのための「カスム」が成田達輝,萩原麻未によって宇都宮文化会館で初演後,浜離宮朝日ホール,響ホールで再演
2014.3 オーケストラのための「ブラックアウト」がジョナサン・シュトックハマー指揮リヨン国立管弦楽団によってビエンナール・ミュジーク・アン・セーヌにて世界初演
2014.12  読売日本交響楽団の欧州ツアーのために書かれたオーケストラのための「ブルーコンチェルト」がシルヴァン・カンブルラン指揮同楽団によってサントリーホールにて初演後,ティヴォリ・フレーデンブルグ,クララ音楽祭で欧州再演
 2015.1 ホルンとピアノのための「告別」が福川伸陽,三浦友理枝によって川口リリアホールにて世界初演
2015.8  「ヴァイオリン協奏曲 G線上で」が成田達輝のヴァイオリンソロ,杉山洋一指揮新日本フィルハーモニー交響楽団によってサントリーサマーフェスティバルにて世界初演
2016.5 オーケストラのための「瞬く –hideの碑銘」が山下一史指揮京都市交響楽団によって京都コンサートホールにて世界初演
2016.10  木管五重奏のための「青のスパイラル」がレ・ヴァン・フランセによって文京シビックホールにて初演後,愛知文化芸術センター,いずみホールにて再演
2017.11  交響曲第1番「スピリトゥス」がエドウィン・アウトウォーター指揮名古屋フィルハーモニー交響楽団によってフォレストホールにて世界初演
2017.12 東京文化会館にてギター独奏のための「エーテル幻想」が鈴木大介によって世界初演
2018.6 チェロ独奏のための「レミニサンス/ポリモノフォニー」が堤剛によってサントリーホールにて世界初演
2019.3 13管楽器のための「青のアンティフォナ」が下野竜也指揮芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーによって東京芸術劇場にて世界初演
2019.3 アルトサックス独奏のための「エーテル幻想 II」が上野耕平によって横浜みなとみらいホールにて世界初演
2019.7 ピアノ独奏のための「静寂の顕現」が阿部裕之によっていずみホールにて世界初演
2019.9 吹奏楽のための「デチューン」が名古屋フィルハーモニー交響楽団によって日本陶業市民会館フォレストホールにて世界初演後,翌月に東京佼成ウィンドオーケストラによって東京芸術劇場にて東京初
2019.10 ヴィオラ協奏曲「ヒストリア」が小峰航一の独奏,広上淳一指揮京都市交響楽団によって京都コンサートホールにて世界初演
2019.10 ティンパニのための「Wavering II」が窪田健志によって豊中市文化芸術センターにて世界初演 
2019.11 チェロ2重奏のための「エコーズ/アンコール」が向山佳絵子,長谷部一郎によってハクジュホールにて世界初演
2019.12 カウンターテナーと管弦楽のための「ヴィジョン – ガブリエーレ・ダンヌンツィオに基づいて」が藤木大地の独唱,シルヴァン・カンブルラン指揮名古屋フィルハーモニー交響楽団によって愛知県芸術劇場にて世界初演