塩見允枝子特別レクチャーのお知らせ

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芸術資源研究センター特別招聘研究員特別レクチャー

    「読めるものと読めないもの2」Artist Bookをつくる

1960年代以降、さまざまなジャンルとメディアを横断する芸術実験を国際的規模で繰り広げたフルクサス。その中心メンバーとして活躍された音楽家・塩見允枝子氏による本形式の作品を軸とした特別レクチャーを行います。美術学部共通授業・造形計画2B「読めるものと読めないもの」の一環でもありますが、受講者以外の参加も可能です。

  • 日時:平成26年11月21日(金曜日)午前10時40分から12時10分まで
  • 会場:京都市立芸術大学 中央棟3階L1教室
  • 参加無料(予約不要)
  • チラシ

■ 講師プロフィール
塩見允枝子
音楽家。1938年、岡山市に生まれる。1961年、東京芸術大学音楽学部楽理科を卒業。大学在学中より小杉武久らと「グループ・音楽」を結成、即興演奏やテープ音楽の制作を行う。1963年、ナム・ジュン・パイクを通じてフルクサスを紹介され、翌年ニューヨークに渡る。1965年、メールによるイヴェントシリーズ「スペイシャル・ポエム」を開始。同年帰国。1969年、音楽や映像、美術、舞踊など多様なジャンルの融合の実験として開催されたクロストーク・インターメディアに参加。1970年より活動の拠点を大阪に移し、言葉と音を軸にした室内楽や劇場的な作品を発表。90年代から電子テクノロジーへの関心を持ち、詩的な発想と独自の方法論で、音と視覚的要素を結合したパフォーマンスを編み出す。1995年パリ、1998年ケルンにて個展。その後も国内外で数々のフルクサス展に参加し、マルチプルの作品や出版物を出品、また各地で演奏会やワークショップを行う。本学との関係では、2005年11月大学会館にて大規模なワークショップ開催、2014年から芸術資源研究センター特別招聘研究員。

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