第9回アーカイブ研究会のお知らせ

延期になっておりました第9回アーカイブ研究会の開催日が決まりましたのでお知らせいたします。

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第9回アーカイブ研究会

文化の領野と作品の領野―アーティファクトとしての視覚文化

第9回は批評家の石岡良治さんをお迎えいたします。

〈概要〉
『視覚文化「超」講義』(2014)は、現代を「情報過多時代」と捉え、そうした条件のもとでの視覚文化について考察している。そこでとりわけ注目したのは、YouTubeなどの「動画サイト」の存在などによって、膨大な情報が「イメージ」として可視化されていく傾向性である。このとき、「アーカイヴ」と「展示の空間」といった区別についての従来のイメージは大きく変容を被るように思われる。暗がりにあった資料に光を照らす、というイメージから、事物やデータの水平的な移動というイメージへの移行が何をもたらすのかを考察する。(講師談)

  • 日時:平成27年10月23日(金曜日)午後3時から4時半まで
  • 会場:京都市立芸術大学 アトリエ棟3F 構想設計ゼミ室
  • 参加無料(事前申込み不要)
  • チラシ

■ 講師プロフィール
石岡良治
(いしおか・よしはる)
批評家・表象文化論。青山学院大学ほかで非常勤講師。著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社、2014年)『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社、2015年)ほか。

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