指揮専攻
教育目的

指揮専攻の教育目的は3つあります。
1つ目は、人間的に信頼される音楽家としての指揮者を育成すること。指揮の技術のみに頼ることなく、素晴らしい人格の形成に必要なことを学びます。
2つ目は、音楽に対し常に真摯に向き合い、作品に関する研究を行うこと。指揮技術の向上はもちろんのこと、楽譜や楽器についての研究を幅広く行います。
3つ目は、指揮という技術を通じて世の中に尽くすこと。例えば、大きな災害に遭われた方々の心の支えになることなど。
本学では、プロの指揮者を育成するため全力を尽くすとともに、並行して人間的に価値のある音楽家を育成します。
授業概要(カリキュラム)

1回生は、指揮者の必要性、指揮者の歴史や技術の基礎を学びます。入学時に高い技術力を持つ学生も、必ず基礎指揮法を受講します。
2回生から、オーケストラ作品の指揮を学びます。並行して本学の特長である、オーケストラ作品の一部(管・打楽又は弦楽)を指揮します。1回生から学んできた指揮基礎技術を2回生時に確かめてみることによって、学習の進め方を考えます。
3回生からは、レパートリーの形成をしていきます。古典の作品から現代までの作品を指揮することにより、広い視野に立って研究します。この頃から、ますますオーケストラを指揮する機会が増えていきます。
4回生は、“自分の指揮”ということを少しずつ考えてゆき、卒業後の進み方を決めていきます。卒業時は、公開による音楽会形式の卒業試験を行います。
科目一覧(現1回生用)
学生インタビュー
「指揮専攻で学んで良かったことは?」
指揮をするにあたり重要な指揮の技術をしっかり学べること。冬季に行われる定期演奏会では毎年異なった指揮の先生方の音楽に接することができること。オーケストラ実習等さまざまな機会を通じ指揮を振れる機会に恵まれていること。京都市交響楽団のリハーサル見学を通じ,プロの仕事ぶりを肌身で感じられること。
京都市立芸術大学きっての良さは、改めて「人」あっての指揮専攻ということを心から感じさせられたこと。指揮教授の増井先生をはじめ、多くの専攻の先生、大学の仲間、関係者の方々、その他「京芸」というグラウンドを通じ、様々な「人」に恵まれたこと。どれほど多くの「人」に助けられ、励まされたことかわかりません。
定員が少ないからこそ互いが時に親身になり、叱咤し、向き合うことが出来ること。「人は飼い合いをして生きている、諸君は大学で人間について研究したか」とは松下幸之助の言葉。指揮についても人間についてもその根本から多いに学べる、それが本学指揮専攻の良さであると思います。
4回生 大谷麻由美
受賞者リスト
教員一覧

増井信貴
- 専攻:指揮
- 教授
非常勤講師(実技)一覧
- 秋山和慶
- 尾高忠明(2008年度)
- 上中あさみ
- 阪哲朗(2009年度)
- 広上淳一(2010年度)
- 松園洋二
- 水谷彰子




