第1回研究会のお知らせ
第1回アーカイブ研究会
京都市立芸術大学芸術資源研究センターは,アーカイブの手法を取り入れ,芸術作品や各種資料等を「芸術資源」として捉え直し,将来の新たな芸術創造につなげる調査・研究機関として2014年4月に発足しました。
本センターは,基礎研究として,アーカイブに関する研究会を随時開催します。アーカイブに関連する分野の専門家をお招きして,アーカイブに対する理解を深めることを目的としています。どなたでもご参加いただけます。
第1回は,写真史や視覚文化の研究で知られる京都精華大学デザイン学部の佐藤守弘教授をお招きします。写真のポストモダン批評で議論された写真とアーカイブの関係について,旅行写真(横浜写真)と鉄道写真を例にお話しいただきます。
テーマ:写真とアーカイヴ:旅行写真、鉄道写真を例として
講師:佐藤守弘(京都精華大学デザイン学部教授)
- 日時:2014年6月25日(水)17:00~18:30
- 場所:芸術資源研究センター(京都市立芸術大学中央棟2階)
- 参加無料(事前申込不要)
- チラシ(PDF)
■ 講師プロフィール
佐藤守弘
京都精華大学デザイン学部教授。コロンビア大学大学院修士課程修了。同志社大学大学院博士後期課程退学。博士(芸術学)。芸術学・写真史・視覚文化論専攻。著書に『トポグラフィの日本近代』(青弓社)など。最近の論文に「白昼夢としての京都――『そうだ 京都、行こう。』が約束する未来」(『美術フォーラム21』27号)、「フジヤマの両義性――地理学とピクチャレスク」(『現代思想』41巻14号)など。翻訳にジェフリー・バッチェン『写真のアルケオロジー』(共訳)など。2012年、芸術選奨新人賞(評論等部門)受賞。
■ お問い合わせ先
- 京都市立芸術大学芸術資源研究センター事務局
- 〒610-1197 京都市西京区大枝沓掛町13-6
- TEL・075-334-2231 / FAX・075-333-8533
- mail;arc@kcua.ac.jp