
京都市立芸術大学芸術資源研究センター開設記念事業
公立大学法人京都市立芸術大学では,創立記念日にあたる7月1日に,今年度新たに発足した芸術資源研究センターの開設記念事業を下記のとおり開催します。 京舞井上流の井上安寿子氏による祝舞で幕開けし,本学で能楽部をご指導いただく金剛龍謹氏による能のワークショップ,哲学者の鷲田清一氏による講演など,多彩な内容でお送りします。皆様のご来場をお待ちしています。
■ お問い合わせ先
- 京都市立芸術大学芸術資源研究センター事務局
- 〒610-1197 京都市西京区大枝沓掛町13-6
- TEL・075-334-2231 / FAX・075-333-8533
- mail;arc@kcua.ac.jp

第1回アーカイブ研究会
京都市立芸術大学芸術資源研究センターは,アーカイブの手法を取り入れ,芸術作品や各種資料等を「芸術資源」として捉え直し,将来の新たな芸術創造につなげる調査・研究機関として2014年4月に発足しました。
本センターは,基礎研究として,アーカイブに関する研究会を随時開催します。アーカイブに関連する分野の専門家をお招きして,アーカイブに対する理解を深めることを目的としています。どなたでもご参加いただけます。
第1回は,写真史や視覚文化の研究で知られる京都精華大学デザイン学部の佐藤守弘教授をお招きします。写真のポストモダン批評で議論された写真とアーカイブの関係について,旅行写真(横浜写真)と鉄道写真を例にお話しいただきます。
テーマ:写真とアーカイヴ:旅行写真、鉄道写真を例として
講師:佐藤守弘(京都精華大学デザイン学部教授)
- 日時:2014年6月25日(水)17:00~18:30
- 場所:芸術資源研究センター(京都市立芸術大学中央棟2階)
- 参加無料(事前申込不要)
- チラシ(PDF)
■ 講師プロフィール
佐藤守弘
京都精華大学デザイン学部教授。コロンビア大学大学院修士課程修了。同志社大学大学院博士後期課程退学。博士(芸術学)。芸術学・写真史・視覚文化論専攻。著書に『トポグラフィの日本近代』(青弓社)など。最近の論文に「白昼夢としての京都――『そうだ 京都、行こう。』が約束する未来」(『美術フォーラム21』27号)、「フジヤマの両義性――地理学とピクチャレスク」(『現代思想』41巻14号)など。翻訳にジェフリー・バッチェン『写真のアルケオロジー』(共訳)など。2012年、芸術選奨新人賞(評論等部門)受賞。
■ お問い合わせ先
- 京都市立芸術大学芸術資源研究センター事務局
- 〒610-1197 京都市西京区大枝沓掛町13-6
- TEL・075-334-2231 / FAX・075-333-8533
- mail;arc@kcua.ac.jp

我が国の芸術・文化法や著作権問題の第一人者で、日本大学芸術学部客員教授を務め、東京
芸術大学や東京大学大学院でも教鞭をとる福井健策弁護士を講師に迎え、著作権に関する研修
会を開催します。
著作権やウェブ上のデータに関する豊富な知識をもとに、著作権の基本から最新の情報まで
お話しくださいます。お話のあとに、質疑の時間もとっていただく予定です。
- 日時:平成26年5月30日(金)/午後3時~5時(入場無料)
- 場所:新研究棟2階 大会議室
- 講師:弁護士福井 健策 氏
- 演題:「芸術文化と著作権~大学という場を中心に~」
講師プロフィール
福井 健策(ふくいけんさく)氏
弁護士(日本・ニューヨーク州)/日本大学芸術学部客員教授
1991年 東京大学法学部卒。米国コロンビア大学法学修士。
現在、骨董通り法律事務所代表パートナー。「著作権とは何か」
「著作権の世紀」(集英社新書)、「契約の教科書」(文春新書)、
「『ネットの自由』vs. 著作権」(光文社新書)ほか著書多数。
国会図書館審議会・文化庁などの委員を務める。
主催:京都市立芸術大学(芸術資源研究センター運営委員会・リポジトリ運営会議)
お問い合わせ先:事務局 附属図書館・芸術資料館・芸術資源研究センター事務室内
担当 廣瀬・山科 TEL 075-334-2237/FAX 075-333-8533

5/24 アート・アーカイブ・シンポジウムのお知らせ
http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000262411.html
京都市立芸術大学 芸術資源研究センター(Archival Reseach Center)のウェブサイトを開設しました。
http://www.kcua.ac.jp/arc