漆工専攻
教育目的

本学漆工専攻は、木工・髹漆(きゅうしつ)・乾漆・加飾の4つの分野を基本に置き、一貫制作により自由で創造的な漆工表現を学びます。各自が現代に適応した新たな造形表現の可能性を探求すると共に、工芸では必要不可欠な機能性や用の美を追求します。必要な技術と計画性を身に付けて、漆工表現の本質的意味を考えられる、時代を担う人材の育成を目指しています。
卒業後は、漆工分野だけでなく、デザイン・建築・現代美術の分野で活躍する人や、教員として後進の指導にあたる卒業生も多くいます。
授業概要(カリキュラム)

1回生後期:
工芸基礎-合成漆を使った漆工の基本的な技法の体験授業
2回生:
漆工基礎-漆工、木工の基本的な技法の実習・デッサン等による基礎力の習得
漆や木の素材研究を踏まえ、木工・髹漆・乾漆・加飾、各技法の基本を学ぶための課題制作
3回生:
木工・髹漆・乾漆・加飾のうち、希望のゼミを選択し、各専門分野を中心とした実習と自主テーマによる制作
4回生:
木工・髹漆・乾漆・加飾のうち、希望のゼミを選択し、各専門分野を中心とした実習と自主テーマによる制作及び卒業制作
※制作と実習は半期を区切りとします。
※通常の実習のほか、学外見学・実技講習・研修旅行(2011年度石川県輪島市)を行っています。
科目一覧
学生インタビュー
「漆工専攻を選んだ理由は?」
漆の作品は、ひとつひとつの工程の積み重ね抜きには完成しません。根気のいる作業ですが自分の作品と向き合う時間が長い分、作品に対しての思いは強くなり、じっくり納得のいくものを創り上げていく所が魅力です。
4回生 黒木紗世
受賞者リスト
授業に関連した専攻での活動について
(学外連携や文化芸術資源の地域還元の取組等)
専攻および各教員の取り組み
専攻での取り組み
2006年9月 中日交流作品展(北京漆宝斉文化有限公司)
北京中央美術学院との学生と教員の作品交流展の企画・実施
2007年3月 「竹のあかり―木と漆の造形展」(美山かやぶき美術館)
市民参加の竹のあかり作りのワークショップを開催し、漆の作品と共に展示とイベントを開催。
2008年3月「木と漆の造形展―花とうつわ―」(美山かやぶき美術館)
市民参加の竹を使った花入れの制作ワークショップと漆の花器に花を生け展示。
漆のお椀を使ったお茶会を実施。

山中晴夫教授
2010年 地域の生活環境を良くする活動として、大学構内の共有スペースである学食に拭き漆の大型テーブルを制作・寄贈。

栗本夏樹准教授
2011年9月3日~10月2日伊丹市立工芸センターの企画に協力して漆展―新しい漆のかたち―を開催。京都市立芸術大学と金沢美術工芸大学の学生25名、教員2名の作品を展示。

安井友幸准教授
地域の小学校やキャンプ場などで漆塗りのお椀を使ったワークショップを開催。

笹井史恵講師
豊田市美術館での漆講座を実施。

国際交流
『紲プロジェクト』:福島県「会津・漆の芸術祭2011」における、世界の女性漆作家による、東北のエールのパネル展示
http://www.aizu-artfest.gr.fks.ed.jp/artist/artist_urushi2.html#KizunaProject

学生作品



非常勤講師(実技)一覧
- 井上絵美子
- 河井菜摘
- 公庄直樹
- 佐野曉
- 染谷聡
- 松山淳













