テーマ演習
本学独自の横断型教育カリキュラム「テーマ演習」とは
テーマ演習は,総合基礎実技と並んで,京都芸大独自の教育カリキュラムです。一定のテーマに沿って,学生と教員が専攻を超えて,実践的な研究活動を行うことで,芸術に関わる幅広い視野と探究心,コミュニケーション能力を養います。研究テーマを学生から提案できることもこのカリキュラムの魅力の一つです。
2018年度テーマ演習 ( )内は担当教員

- 「鯖街道をつなぐ」
(宇野茂男,川嶋 渉,上 英俊,田島達也,安井友幸,永守伸年)
- 「リトグラフによる京都芸大の一断面」
(出原 司)
- 「奥行きの感覚」
(中ハシ克シゲ,重松あゆみ,小島徳朗,深谷訓子)
- 「創造・発見・感動!小学生へのメッセージ」
(安井友幸,横田 学,森野彰人)
- 「つちのいえ」(井上明彦,長谷川直人)
- 「和菓子の文化史」(田島達也)
- 「祇園祭の鷹山の復興デザイン計画」
(吉田雅子,滝口洋子,日下部雅生,川嶋 渉)
- 「Talking about Art―芸術とは,ことばとは」
(玉井尚彦,サイモン・フィッツジェラルド)
- 「新・音響彫刻プロジェクト」(松井紫朗,岡田加津子)
- 「音楽学部と美術学部の吹き溜まり」(永守伸年,池上健一郎)
テーマ演習の記録
創造・発見・感動!小学生へのメッセージ

小学生とのワークショップ企画に毎年取り組んでいます。2016年度の企画は,「お祭りの主役は君だ!〜big fan(うちわ)fun(楽しい!)fan(ファン[愛着のある])〜」と題し,京都市立境谷小学校の土曜チャレンジ教室でワークショップを実施。当日は,カラーインクを用いて作ったカラフルな紙を,準備した団扇の骨に貼り付け,さらに各自思い思いのデコレーションを施して『オリジナルうちわ』を制作しました。
担当教員:安井友幸,横田学,森野彰人
共有空間の獲得


学生達と自主運営の図書小屋を製作。自由に図書の寄付,貸出が出来る新しい拠点が出来ました。
担当教員:小山田徹
鯖街道をつなぐ

昔の人が日本海から都まで鯖を運んだ「鯖街道」の歴史や鯖の運搬法,調理法を学び,福井県の小浜から京都市の出町柳までの約80㎞の山道を,自ら調理した鯖を運搬しながら,2日間かけて歩きました。
担当教員:上英俊,宇野茂男,川嶋渉