日頃より、本学の運営にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
京都市立芸術大学は、明治13年に創設された京都府画学校を起源とする日本で最も長い歴史を持つ芸術系大学です。
京都という地に根づいてきた懐深い美の伝統を背景に、多くの芸術家を輩出し、京都のみならず、日本の芸術文化の重要拠点として、世界に向けた発信を続けてまいりました。
平成24年4月の法人化以後、京都の文化・芸術を象徴する機関として、市内での展覧会や演奏会はもとより、ワークショップや地域支援事業など、これまで以上に多様な取り組みを進めております。
また、令和5年10月のキャンパス移転を機に、未来に向けた新たな大学像を「テラスのような大学」と定め、地域の歴史や文化と緩やかにつながりながら文化芸術の「創造の現場」として、「未来の当たり前を創る」ことを目的に、教育研究活動の推進に努めております。
このような活動を実践するにあたり、日々大学の自助努力を重ねておりますが、新しい事業や在学生・卒業生の制作・演奏活動を後押ししていくためには、それらを見たい、聴きたいと思ってくださる方々の応援とともに、多くの事業資金が必要となってまいります。
つきましては、アートに強い関心をお持ちの方はもちろん、「アートってよくわからないけれど、面白そう」と思われる方、そしてこれまでアートの活動を担ってこられた方まで、多くの方々の継続的なサポートをお願い申し上げる次第です。
皆さまの温かいご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
公立大学法人京都市立芸術大学
理事長・学長 小山田 徹
