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美術学部・美術研究科 学科・専攻一覧

4年間の学び

1年次の前期は「総合基礎実技」から。科・専攻の枠を越えて学びをスタートする。

美術学部は、美術科、デザイン科、工芸科、総合芸術学科の4つの学科から成ります。入試は、この4つの学科ごとに募集し、各専攻に分かれるのは、1年次前期の「総合基礎実技」を履修した後、各専攻の基礎を学んでから。2年次以降(デザイン科は3年次以降)、それぞれの専攻の学びと実技へと進んでいきます。

本学の芸術教育の特色は、創造活動の土台となる基礎力の育成を重視する点にあります。入学後の半年間、美術学部すべての新入生が、科・専攻の枠を越え、総合基礎実技を履修します

1年次後期から始まる「専攻基礎実技」。自分の進む専攻の基礎づくりを。

総合基礎実技が終われば、専攻の基本をしっかりと学びます。目指す専攻によって求められる基礎知識や技術はそれぞれ異なるため、学習内容も各科でカリキュラムが組まれ、期間も科によって違いがあります。本格的な専攻実技を履修する前に、素材についての知識、描画などの技法、道具や機械の扱い方など、練習や体験を重ねて学んでいきます。

基礎から専攻へ

本学は専攻別入試ではなく「科別入試」を採用しています。1年次前期の総合基礎実技を履修後、各科の基礎実技を学び、希望する専攻へ進みます。

美術科

1年次後期から2年次前期にかけて、5専攻の基礎実技の中から、半期ずつAとBの2回の基礎実技を自由に選択し、2年次後期から本格的な専攻実技に進みます。各専攻に定員はありませんので、希望する専攻に必ず進むことができます(ただし、2年次後期からの専攻実技に進む際、各専攻の基礎実技の履修が条件となる場合があります)。

デザイン科

1年次後期に2専攻の基礎を学び、2年次に2専攻の基礎実技の中から半期ずつ選択します(ただし、3年次からの専攻実技に進む際、その専攻の基礎実技の履修が条件となる場合があります)。

2023年4月、デザイン科は新体制へ

工芸科

1年次後期の工芸基礎で3専攻の基礎を学び、2年次から各専攻に分かれます。

総合芸術学科

1学科1専攻。1年次から総合基礎実技と併せて、基礎演習が始まります。

作品展

卒業・修了年生だけでなく、学部1回生から大学院修士課程2回生までの全学年が作品を展示。毎年作品を作り上げ、搬入・陳列・搬出まですべて学生自らが行います。学部卒業までに4回、大規模な作品展に参加できることは、学生たちにとって重要な経験となります。

美術学部の授業科目

午前は講義、午後は実技。メリハリを持って学習と制作に集中する。

新しい芸術を生み出すための自由で豊かな発想力、思考力を育成するためには、多岐にわたる幅広い教養と深い洞察力が必要です。そのための教養教育および学科教育は、芸術創出のための知的活力の基盤と捉えています。科目は、哲学や社会学などの「芸術文化」、宇宙物理や現代生物学、数学、人間工学といった「芸術科学」、また日本美術史や西洋美術史などの「芸術学・美術史」を系列ごとに編成しています。ほかに外国語演習やコンピュータ演習、体育などが開講されています。授業はすべて午前中に行います。一方、実技授業は午後から実施されます。実技教室や制作室、工房などで、作業のほか、ゼミや合評を行います。※「テーマ演習」など、一部午後に行われる科目もあります。

多彩な教員

柔軟な思考力と独自の発想力を育てるため、専任教員はもとより、さまざまな分野の専門家を非常勤講師として迎え、多彩な内容の授業科目を設けています。専門的な知識・技法の修得のみならず、論理的な思考力・課題解決力の育成を目指して授業を構成しています。少人数による密度の高い教育課程の中で、教員は個々のテーマに合わせた課題を設定し、学生一人一人が自ら学ぶ能力の修得を目指します。

学科教育

芸術に関わる幅広い視野と、専門的な知識の修得のためには、芸術の各ジャンルを越えて、さまざまな知の領域を横断しながら学ぶ教養教育が不可欠です。そのため学科教育では、「芸術文化」「芸術科学」「芸術学・美術史」の各系列ごとに科目を編成しています。その幅広い授業内容から知識と教養を深め、各自の専門性を高めることを促し、異なる芸術領域を横断する知的活力を養成します。

外国語教育

外国語は、英語・フランス語・ドイツ語を学びます。実践的な表現力の修得はもとより、外国語学習を通して言語・文化などを幅広く考察しながら、現代社会の理解を目指します。

保健体育

技術の修得や発揮、芸術活動の継続にとって基盤となるのは身体です。スポーツの実践・競技技術の鍛錬により身体運動能力を養うことは、総合的な判断力の涵養にもつながります。保健体育科目で、心身のバランスのとれた学生生活を支援します。

教職課程・博物館学課程

教職課程および博物館学課程では、卒業生の多数が教員免許並びに学芸員資格を取得しており、卒業後の活躍の場を広げています。

テーマ演習

テーマ演習は、総合基礎実技と並ぶ、本学独自の教育カリキュラムです。 一定のテーマに沿って、学生と教員が専攻を越えて、実践的な研究活動を行うことで、芸術に関わる幅広い視野と探究心、そしてコミュニケーション能力を養います。研究テーマを学生から提案できることもこのカリキュラムの魅力の一つです。

共通教育

美術学部では、学科教育・教養教育やテーマ演習など全専攻生を対象とした科目のすべてを「共通教育」と位置付けています。 新たな芸術を生み出す自由で豊かな発想力・思考力を育むための幅広い教養と深い洞察力を磨きます。 芸術を創出するための知的活力の基盤となるプラットフォームとして、活発な知の交流を目指しています。

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