留学・国際交流
交換留学制度など、積極的に交流を展開
本学では、海外の大学との交換留学や教員交流、海外の著名な美術家・音楽家を招く事業などの国際交流に力を注いでいます。
海外の協定校との交換留学制度により、学生の相互派遣を行っているほか、海外からの学生を受け入れ、日本語講座を開講するなど海外出身の学生がより学びやすい環境づくりにも取り組んでいます。
また、海外で活躍する美術家・音楽家・研究者などを招き、学生・教員共に国際的な視点を持ち、共同研究や公演を実施するなど、積極的な国際交流を展開しています。
交換留学制度
本学では、海外各地の美術・音楽関連大学と交換留学協定を結び、学生の相互派遣を行っています。交換留学生として、美術学部・美術研究科の学生は1セメスター、音楽学部・音楽研究科の学生は1~2セメスターの期間、協定校に留学することができます。交換留学は、豊かで幅広い芸術体験を積むとともに、現地生活の中で国際的な感覚を身につけることができる貴重な機会です。また、協定校からさまざまな地域出身の学生を本学に受け入れることで、国際交流の推進力となっています。2020年度からは美術学部・美術研究科がノルウェーのベルゲン大学美術・音楽・デザイン学部と、音楽学部・音楽研究科がイタリアのレッチェ音楽院、スイスのジュネーブ高等音楽院とそれぞれ協定を結ぶなど、着実に国際交流の輪を広げています。
国際交流事業
交換留学生の派遣・受け入れにとどまらず、本学では国際的に活躍する芸術家、研究者などを招き、さまざまな交流事業を実施しています。
美術学部・美術研究科
国内外の行き来ができなかった時期を経て、2023年度には、各国の提携校から交換留学生を迎えることができ、本学からもイタリア、ノルウェー、フィンランド、フランスに交換留学生を派遣することができました。7月と12月には学内で交換留学生によるオープンスタジオや展覧会を開催しました。展覧会には絵画、アニメーション、工芸、インスタレーションなどの国際色豊かな力作がならびました。また、関連イベントとして国際交流パーティも開催し、留学生とその作品のバックグラウンドを紹介してもらうなど、学内の活発な国際交流の機会となっています。
音楽学部・音楽研究科
2019年度からイタリアのレッチェ音楽院、スイスのジュネーブ高等音楽院と交換留学協定を結び、チェコのプラハ芸術アカデミーと交流協定の覚書を結ぶなど、着実に国際交流の輪を広げています。また、2021年から再開した交換留学生の往来も、2023年度にはイギリス、オーストリア、韓国、台湾、ドイツの提携校と交換留学生の派遣および受け入れを行いました。そのほかにも海外から講師を招聘し、マスタークラスや演奏会を開催するなど、コロナ禍の困難な時期を乗り越え継続した国際交流を行っています。
日本伝統音楽研究センター
2019年度には、山東大学芸術学院と新たな交流協定を締結し、2020年春に、スタンフォード大学との能の共同研究として、ウェブサイト「インターメディアとしての能」を完成し発表するなど、さまざまな地域との研究連携を行っています。
留学全般の相談
インターナショナル・コーディネータは、学生の交換留学に関するコーディネート業務や、留学全般についての相談を受け付けています。また、国際交流ウェブサイトでは、海外提携校の情報のほか、過去の派遣留学生によるレポート、国際交流イベントなどの情報を閲覧することができます。
インターナショナル・コーディネータ(教務学生課学生・国際担当)
- Tel|075–585–2001(月−金曜日・9時−17時)
- Fax|075–585–2012
- Email|intl-r@kcua.ac.jp
*相談には事前予約が必要です。