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音楽学部・音楽研究科 学科・専攻一覧

本学部は、個性を尊重し創造性を育む専門的な音楽芸術の教育研究により、幅広い教養を併せ持つ優れた音楽家や研究者となりうる人材を育成することを目的とします。

音楽学科

4年間の学び

みんなが仲間でみんながライバル 刺激し合える状況が成長を支える

音楽学部は一学年の定員が65名と少人数です。自分の専攻の同級生や教員はもちろん、先輩や後輩、そして他専攻の学生や教員、全員と知り合いになります。その少人数制のもと、日々の練習や授業を共にし、オーケストラなどの演奏を作り上げていく仲間としてのつながりを深めていきます。時にはコンクールに挑戦するライバルとして、刺激し合える環境を作り出しています。新入生にとって、学部や修士課程の先輩の演奏や研究に触れる機会が多いのも、この人数規模だからこそ。

音楽家や研究者へと成長していく上で、技術を磨いたり、研究課題に向かうだけでなく、喜びも苦しみもみんなで分かち合えることは、京都芸大の大きな魅力の一つです。

芸術の土台となる教養を身につける授業内容

学生が専門分野における技術と知識を学び、感性を養うとともに、あらゆる芸術の土台となる幅広い教養を身につけることを目的に、専門的な内容である専攻実技と併せて、広く音楽的教養を身につける音楽史、音楽理論関係の授業・演習、一般教養科目、語学科目を開講しています。
※卒業に必要な124単位を、4年間で履修します。
※専攻によって、必修科目と受講可能な選択科目が異なります。

必修科目

実技レッスンに加え、ソルフェージュ、西洋音楽史、音楽音響学、和声法など、学術系の科目の履修を通して、音楽演奏に関わる精神的な根幹を持ち、幅広い知識を有する音楽家・研究者の養成を目指しています。

選択科目

  • 専門科目
    楽曲分析、管弦楽法、民族音楽学、音楽学特講など、受講科目は専攻によって異なりますが、卒業に必要な最低単位数124単位中の5~6割は、この専門科目に属します。
  • 一般教養科目
    文芸学、文化人類学、西洋文化史、日本文化史、心理学、社会学などを開講しています(一部は隔年開講)。
  • 保健体育科目
    体育実践を通して幅広い教養や総合的な判断力を培い、心身のバランスのとれた学生生活の確立と豊かな人間性を育みます。
  • 語学(外国語)科目
    国際社会に対応する教養として、また研究教育の深化を図るために外国語を学ぶことを目的とする科目です。グローバル化に対応する人材を育成するために、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語のすべての語学においてネイティブスピーカーによる会話に重点を置いた授業を行っています。また、上級グレードの授業では、音楽文献を原語で読み、理解することを目的としています。
  • 自由科目
    教職に関する科目などを開講しています。

 

教職課程

教職に関する科目を履修することにより、中学校教諭一種免許状(音楽)と高等学校教諭一種免許状(音楽)を取得することができます。教職課程の意義を十分に理解し、履修方法や手続きなどに間違いがないよう周到な計画と準備をして臨んでください。

演奏会は月1回以上 場数の多さが自信につながる

音楽学部・音楽研究科は、学生の演奏会出演の機会が非常に多いことが特徴です。市内各地で行われる大小さまざまな規模のコンサートは、難解な現代曲から、小さなお子さまやご年配の方にも親しめる作品まで幅広い演目で開催されており、その完成度の高さには定評があります。企画の段階から広報まで、学生が参加するものも多く、演奏能力だけでなく、企画力やコミュニケーション能力を高める機会にもなっています。

本学が主催する主な演奏会

  • 定期演奏会(オーケストラ公演2回、オペラ公演1回)
    夏冬2回のオーケストラ公演、オペラ公演を行っています。夏には、学内オーディションで選出されたソリストとの協奏曲を、冬には大規模な合唱曲を演奏するなど、学生たちにとって日頃の成果を発表する貴重な場となっています。
  • 卒業演奏会
    音楽学部各専攻から選ばれた卒業試験成績優秀者が出演する、学部4年間の集大成となる演奏会です。
  • オーケストラ協演の夕べ
    学内で選ばれた各専攻のソリストがオーケストラと協演します。指揮専攻の学生も、指揮者として登場します。
  • ピアノフェスティバル
    学内オーディションによって選ばれたピアノ専攻生による演奏会です。
  • クロックタワーコンサート
    京都大学と連携し、京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールで、演奏会を開催しています。毎年さまざまなテーマのもと選ばれた曲を演奏するとともに、指揮者によるレクチャーをお楽しみいただいています。
  • 京都国立近代美術館ホワイエコンサートシリーズ
    京都国立近代美術館のホワイエで、年2回、開催中の展覧会にちなんだ演奏会を開催しています。作曲専攻と声楽専攻が担当します。
  • 西文化会館ウエスティ「音暦」シリーズ
    京都市西文化会館ウエスティと共催で、年2回、演奏会を開催しています。 6月は管·打楽専攻、11月は弦楽専攻が担当し、さまざまな編成により演奏します。
  • 文化会館コンサートシリーズ
    京都市北文化会館との共催で、年2回、演奏会を開催しています。11月は管·打楽専攻による演奏会、2月は作曲専攻による新作発表会を行っています。
  • クリスマスチャリティーコンサート
    京都市立京都堀川音楽高等学校音楽ホールで、京都新聞との共催によるチャリティーコンサートを開催しています。子どもも大人も楽しめる演目は毎年好評です。

その他の演奏会など

  • 演奏旅行(移動公演)
    夏期休業期間中に、有志の学生によってオーケストラを編成し、各地の学校に出向いて公演を行っています。
  • 実技試験
    実技試験の一部は公開し、一般の方も入場いただくことができます。演奏会でもあり、試験でもある独特な緊張感のもと、学生たちが演奏します。

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