芸術資料館
芸術資料館は、1991(平成3)年に京都市立芸術大学に設置された大学博物館で、美術系博物館に分類されます。本学の博物館実習の受入施設となっています。
所蔵品は、学生の卒業作品と旧教員の作品および美術工芸に関する参考資料で構成されています。1880(明治13)年に開校した京都府画学校以来の140年を超える歴史を受け継ぎ、写生や粉本を含めた総数は約4,500件に上ります。
学内での教育活動はもとより、展示室での一般公開や、展覧会への貸出しなどによって、広く利用に供しています。
展示室は大学C棟1階にあり、収蔵品を中心にテーマを設定して展示を行います。
京都と本学の歴史に根ざした調査研究活動を通じて、積極的に作品と関連資料の収集を行い、近世から現代に至る貴重な資料の保存機関として、また市立の芸術大学としての責務を果たすため、社会への還元を目指しています。