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構想設計専攻

構想を設計する,という

京都芸大独自のカリキュラム

教育目的

制作風景

構想設計専攻では,プラネタリー(地球的・世界的)な視座から,人と自然,人と情報,人と社会の相互作用に関わる制作や研究を行います。

芸術作品の表現やそれを支えてきた歴史を自明のものとせず,絵画,彫刻,工芸,デザインなど特定のジャンルから抜け落ちる異物やノイズを多様な方法ですくい上げ,芸術を媒介にした“多元的な生のあり方に繋がる術”を身につけることを目指します。

本専攻の卒業生の多くは,大学院進学および海外の大学院(英国王立美術大学,クンスト・アカデミー,エコール・デ・ボザール,イェール大学,コロンビア大学など)への留学,大学教員・研究員などのほか,ゲーム開発・広告業界・テレビ局・イベント企画・店舗設計,さらにはファッションデザイン・映画制作・アニメーションなど,多岐にわたる分野で活躍しています。

授業概要(カリキュラム)

1年次前期の総合基礎実技を修了後,1年次後期と2年次前期で美術科の基礎実技(日本画基礎,油画基礎,彫刻基礎,版画基礎,構想設計基礎)A・Bを履修します。構想設計専攻に進むためには,「構想設計基礎A・B」のいずれかを履修していることが望ましいですが,履修していなくても専攻に進むことができます。

構想設計基礎A・B(1年次後期・2年次前期)

制作風景

従来の専門メディア・技法習得型の教育ではなく,「イメージ・身体・言語」,「人間・時間・空間」,「システムとプロセス」といった基礎概念の検証をもとに,柔軟な発想と独自の表現方法を身につけることを目指します。技術面ではフィルムでの撮影と現像,デジタルフォトグラフィー,映像・映画,サウンド,プログラミング,インスタレーション,工作機械などの基礎を取得します。

構想・メディア・映像(2年次後期・3年次・4年次)

2年次後期から3つのゼミが開かれ,ゼミは相互に関係して多面的に学びます。写真,ビデオ,CG,アニメーション,プログラミング,インスタレーション,工作機械などの技術演習と,セミナー,ワークショップ,理論演習や学外の研究機関・地域と連携した研究・フィールドワークなど,総合的な構成力と表現技術を養います。

構想 芸術を媒介に多様な領域を関係づけ,新たな概念,空間,状況を構築
映像 集団やコミュニケーションの視点から身体・映像・映画などさまざまなメディアを活用した演出
メディア 映像や写真を含む情報メディア並びにプログラミング,記録と歴史・記憶

在学生の声

正解のない問題に対して挑んでいく愉しさを感じています。

菊地 陽菜 さん(構想設計専攻4回生)

構想設計の魅力をひと言で表すと“フリーダム”です。

課題を与えられるわけではなく,自らテーマや課題を見つけ,それを基に作品を制作します。特定の技法を学ぶわけではなく,表現媒体に捉われることもないため,作品の構想を実現させるために最も適した表現手段は何かを相談しながら,自分にしかできない表現方法を身につけるための指導を受けます。

合評会ではバリエーションに富んだ作品が並び,互いに意見交換をしながら新しい刺激を受けることができます。大学院生・留学生も同じ部屋で制作するため,別の視点からの意見を聞くこともできます。

0からの制作は簡単なことではありませんが,計画性や自己管理力が自ずと身につき,何より正解のない問題に対して挑んでいく愉しさを感じています。

授業に関連した活動

大阪電気通信大学との共同撮影ワークショップ

専攻の活動

大大阪電気通信大学の映像チームと共同で短編映像を企画・撮影・編集しました。
技術と感性の部分でお互いに影響を与えあえるようなワークショップを約3カ月間行いました。

地域連携プロジェクト

専攻の活動

構想設計専攻では,京都大学医学部との連携教育・研究や,老人グループホーム,都市計画NPOとの連携による地域連携プロジェクトなど,さまざまな活動を通して,大学が社会に開かれる可能性を探究しています。

舞台ゼロゾーンの公演

専攻の活動

ギャラリー@KCUA(アクア)の主催で行なった「禅」をテーマにした演劇,ダンス,音楽の複合型のパフォーマンスを京都芸術センターで公演しました。パフォーマー・制作者・美術スタッフとして,多くの学生が参加しました。

学生作品

《スメる》 市長賞

氏名:橋本 千裕
制作年:2019年
制作した学年:4回生

《アウトドア》 奨励賞

氏名:岡留 優
制作年:2019年
制作した学年:2回生

《サバンナ準備室》奨励賞

氏名:甲斐 郁斗
制作年:2019年
制作した学年:3回生

教員紹介

非常勤講師(実技)一覧