第42回アーカイブ研究会のお知らせ

沓掛アーカイバル・ナイト〈第2回〉
芸術センターのあるとき:2000年以後の京都のアート状況を振り返る


 2023年10月、本学は1980年から2023年までを過ごした洛西・沓掛地域から京都駅東・崇仁地域へとキャンパスを移転しました。43年間の「京芸・沓掛時代」を多彩なゲストとともにふりかえるトーク・シリーズ「沓掛アーカイバル・ナイト」を2022年度より開催しています。
 1980〜90年代を「美術をめぐる様々なシステム化が進んでいく時代」として振り返った第1回に続き、第2回では「沓掛時代」後半の2000年以降を振り返ります。2000年は、ちょうど京都芸術センターがオープンしたタイミングです。この後、京都のアートシーンはどのように変わったのでしょうか。
 今回のゲストは、京都芸術センター開設当時のアート・コーディネーターであり、現在は同センター副館長も務められる山本麻友美さんと、京都市職員として文化行政に継続的に携わりながら、個人として京都のアート情報を発信されている原智治さんのお二人です。ひとりの若者としてシーンに身を投じてから、長年にわたって京都市の文化政策を支えてきたお二人それぞれのお話を通じ、現代にいたる約20年間に起きた「美術をめぐるシステム」の激動の変化をローカルな視点で追っていきます。
 コロナ禍を経て、本学においてはキャンパス移転という断絶を経験したいま、現代の私たちを取り巻くアートの状況をとらえる視座が求められています。お二人から、これからのアートを考えるヒントを教えていただきましょう。


講師:
山本 麻友美(京都芸術センター 副館長/京都市文化政策コーディネーター)
原 智治(京都市 文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課 担当課長)


日 時:2024 年2月15日(木)19:00-21:00
会 場:京都市立芸術大学 C地区B棟3F 講義室3(お越しの際は公共交通機関をご利用ください)
▶︎アクセス
申込不要・参加無料
チラシ

第37回アーカイブ研究会「沓掛アーカイバル・ナイト〈第1回〉」実施報告

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