第19回アーカイブ研究会のお知らせ


第19回アーカイブ研究会

「1960〜70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」


  • 日時:2017年12月9日(土)14:00−16:30(13:30受付開始)
  • 場所:元・崇仁小学校 1Fふれあいサロン
  • 参加無料(事前申込不要)

チラシ


〈概要〉
京都市立芸術大学芸術資源研究センターでは,2017年4月より「井上隆雄写真資料に基づいたアーカイブの実践研究」プロジェクトを新たに開始しています。本プロジェクトは,本学出身であり写真家として多くの功績を残してきた井上隆雄氏の写真資料を対象として,アーカイブ(資料調査・分類・利活用)の実践を行いつつ,さらにそのような実際の資料調査を通じた美術・文化史への新たな方法論の構築を目指しています。また本プロジェクトは,このような写真資料のアーカイブ活動そのものを一つの実践として位置付けています。そのため,定期的な研究会を実施し,アーカイブ実践のための知識を蓄積し,人的交流(学生,研究者,学芸員,アーティストなど)を深めていくことも検討しています。
そこで今回,情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の伊村靖子さんを講師としてお招きし,アーカイブ,資料研究に関する研究会を開催します。「1960〜70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」をタイトルとして,主に,芸術表現の多様化と資料アーカイブズの可能性,近年の資料研究の動向をトピックスとします。その一例として,国立新美術館における「精神生理学研究所」(1969〜70年)研究,IAMASで取り組んでいるメディアアートの資料化および研究の位置付けについてお話頂きます。


タイムスケジュール
14:00-14:10:プロジェクトの概要について:山下晃平
14:10-15:40:レクチャー:伊村靖子
15:40-15:50:休憩
15:50-16:30:質疑応答


■講師プロフィール
伊村靖子
情報科学芸術大学院大学(IAMAS)講師,国立新美術館客員研究員。「1960~70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」(科研費15K02129)研究代表者。
2013年京都市立芸術大学博士号(芸術学)取得。研究テーマは「1960年代の美術批評──東野芳明の言説を中心に」(博士学位論文)。共編に『虚像の時代 東野芳明美術批評選』(河出書房新社,2013年)。論文に「「色彩と空間」展から大阪万博まで――六〇年代美術とデザインの接地面」『美術フォーラム21』第30号,醍醐書房(2014年 11月),「「精神生理学研究所」——メディア論としての作家表現」『国立院美術館研究紀要|NACT Review』第 4 号(2017 年 11 月刊行予定)など。関わった展覧会に2014年に「美術と印刷物──1960-70年代を中心に」展(東京国立近代美術館)など。現在は、第7回岐阜おおがきビエンナーレ「新しい時代 メディアアート研究事始め」を準備中。

企画:山下晃平:「井上隆雄写真資料に基づいたアーカイブの実践研究」プロジェクトリーダー
主催:京都市立芸術大学芸術資源研究センター
協力:石谷治寛、石原友明、入澤聖明、桐月沙樹
助成:平成29年度京都市立芸術大学特別研究助成

シンポジウムのお知らせ


シンポジウム

「過去の現代の未来2 キュレーションとコンサベーション その原理と倫理」


インディペンデント・キュレーターの遠藤水城の呼びかけにより組織された國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト実行委員会は、2014年に不慮の事故で急逝した國府理による《水中エンジン》(2012)の再制作を試み、これまでに「裏声で歌へ」(栃木・小山市立車屋美術館)、「國府理 水中エンジン redux」(京都・アートスペース虹)での展示を実現しました。この取り組みは、展示を重ねるごとに、現代美術作品の保存・修復や再制作に関連して生じる作品の正当性の根拠、保存対象とすべき物質・現象の理想と現実、再制作過程の記録の重要性とその価値付け、活動記録のアーカイヴの可能性などを問いかける実践ともなり、次第に國府理の《水中エンジン》という具体的で個別の作品の再制作の試みであるのにとどまらない、今日の美術館が取り組むべきより普遍的な課題を明らかにするものともなっています。
本シンポジウムは、國府理の《水中エンジン》ならびにその再制作プロジェクトをモデルケースとして、人類の営みを保存し未来へと伝えていく美術館の役割について問い直すものです。兵庫県立美術館は、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとして2002年に開館しました。当時の日本ではまだ多くはなかった保存・修復部門がおかれたことは、当館に課されたこうした使命を象徴しています。國府の作品が2011年の東日本大震災の経験を踏まえたものであることを考え合わせた時、本シンポジウムを当館で開催することの意義はいっそう重いものとなるでしょう。また、國府の母校である京都市立芸術大学の芸術資源研究センターとも協力し、現代美術の保存・修復の意義と課題を考えるシンポジウムのシリーズ「過去の現在の未来」の第2弾として開催します。第1部では、國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト実行委員会より、企画代表者、再制作担当者、記録担当者の3名が登壇します。第2部では、保存・修復の専門家や美術館学芸員、研究者が登壇し、現代美術の保存・修復をめぐる問題について、それぞれの立場や視点からディスカッションを行います。

    • 日時:2017年11月23日(木・祝)13:30−17:00
    • 場所:兵庫県立美術館 ミュージアムホール(1F)
    • 参加無料(事前申込不要)

タイムスケジュール
13:30~13:40 開会あいさつ 石原友明(京都市立芸術大学 芸術資源研究センター 所長)

13:40~14:40 第1部「國府理《水中エンジン》とキュラトリアルな実践としての再制作」
遠藤水城(インディペンデント・キュレーター)
白石晃一(アーティスト、ファブラボ北加賀屋)
高嶋慈(京都市立芸術大学 芸術資源研究センター 研究員)

15:00~16:50 第2部「現代美術の保存修復の責務と倫理」
相澤邦彦(兵庫県立美術館 保存・修復グループ 学芸員)
加治屋健司(東京大学 大学院総合文化研究科 准教授)
田口かおり(東海大学 創造科学技術研究機構 特任講師)
中井康之(国立国際美術館 学芸課長)
司会:小林公(兵庫県立美術館 学芸員)

16:50~17:00 閉会あいさつ 飯尾由貴子(兵庫県立美術館 企画・学芸部門マネージャー)

関連展示

國府理の《水中エンジン》は、剥き出しにした自動車のエンジンを水槽に沈め、水中で稼働させる作品です。國府は、浸水や漏電、部品の劣化などのトラブルに見舞われるたびに、メンテナンスを施して稼働を試み続けました。
國府の死後、エンジンは廃棄され、水槽のみが遺されていた本作は、國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト実行委員会により、國府と関わりの深いアーティストやエンジン専門のエンジニアらの協力を得て、エンジン部分の再制作が行われました(2016年12月~2017年4月に再制作1台目を、6月~7月に再制作2台目を、京都造形芸術大学ULTRA FACTORYにて制作)。
本シンポジウムの関連展示では、《水中エンジン》および再制作のドキュメント資料をアトリエ1にて展示します。

  • 日時:2017年11月21日(火)~29日(水)10:00~18:00 ※11月27日(月)は休館日
  • 会場:兵庫県立美術館 アトリエ1(1F)
  • チラシ

主催:京都市立芸術大学 芸術資源研究センター、國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト実行委員会、兵庫県立美術館
協力:アートスペース虹、京都造形芸術大学 ULTRA FACTORY、東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
特別協力:田中恒子
助成:アーツサポート関西、テルモ生命科学芸術財団


アジール・フロッタン再生展 -浮かぶ避難所 ル・コルビュジエが見た争乱・難民・抵抗- 開催のお知らせ

アジール・フロッタン再生展 -浮かぶ避難所 ル・コルビュジエが見た争乱・難民・抵抗-

重点研究のひとつ「ASILE FLOTTANT 再生~ル・コルビュジェが見た争乱・難民・避難~」(プロジェクトリーダー辰巳 明久)の活動の一部です。
8月4日のシンポジウムに,本センター専任研究員 佐藤知久が登壇します。


<概要>
ル・コルビュジエが世界救世軍の依頼により,浮かぶ建築とも言える『アジール・フロッタン』(浮かぶ避難所)を設計したことを知る人は少ない。『アジール・フロッタン』は第 1 次世界大戦の混乱により,パリ市内にいた女性難民の収容を目的として1929年に完成したものである。ル・コルビュジエはコンクリートの箱型の船体だけの状態に柱と屋根・水平窓の増築を行い,近代建築としての理想的内部空間を実現している。そして,今もノートルダム大聖堂から上流1キロのセーヌ川左岸に浮かんでいる。今世紀に入り,老朽化により建築としての機能を失っていたが,2005年からミシェル・カンタル=デュパール氏ら5名の有志によって修復工事が行われ,今秋に日本から寄贈される桟橋が設置され,2018年から再び機能ある建築として蘇る。この再生を期にル・コルビュジエ財団から提供された完成当時の資料や現在の写真・映像などにより,アジール・フロッタンを紹介する。また,来春アジール・フロッタン内部で行なわれる現代日本建築家を紹介する『アジール・フロッタン JAPAN ARCHITECT展』(仮)とも連携している。

    会期:2017年8月5日-8月22日 10:00-19:00
    場所:ASJ TOKYO CELL(東京都千代田区丸の内3-4-2 新日石ビル1F)
    入場:無料
    主催:遠藤秀平建築研究所
    共催:アーキテクツ・スタジオ・ジャパン
    企画:アジール・フロッタン再生展実行委員会
    特別展示:ホンマタカシ
    プロデューサー:遠藤秀平(建築家・神戸大学教授)
    キュレーター:五十嵐太郎(建築史家・東北大学教授)
    会場構成:遠藤秀平建築研究所/村里愛美
    展示コーディネーター:西尾圭悟(編集者)
    ビジュアルデザイン:辰巳明久(デザイナー・京都市立芸術大学教授/芸術資源研究センター研究員)
    企画協力:マニュエル・タルディッツ(建築家・明治大学特任教授)・前田宏(フランス国立高等装飾美術学校(ENSAD)教授)
    助成:ユニオン造形文化財団
    特別協力:ル・コルビュジエ財団 アロイ 神戸大学遠藤秀平研究室
    協力:NPO/AAF イスナデザイン 京都市立芸術大学辰巳明久研究室 栗山化成工業所 笹川日仏財団 大成建設ギャルリー・タイセイ タケウチ建設 浜島化成 森美術館 八十島プロシード
    後援:日本建築設計学会 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
    協賛:TYING YKK AP 窓研究所 エイダブリューエンジニアリング カッシーナ・イクスシー グラフィソフトジャパン サンゲツ フォルボ・フロアリング

    ウェブサイト:http://www.asileflottant.net/index.html
    チラシ(PDF)


〈プレイベント〉
(1) 特別レクチャー:カンタル・デュパール氏(修復事業主の1人・パリから招聘)
(2) シンポジウム「ル・コルビュジエが見た争乱・難民・抵抗」
登壇:五十嵐太郎×遠藤秀平×佐藤知久
日時:2017年8月4日(金)17時30分〜20時
場所:東京国際フォーラム ガラス棟5F 会議室 G502
※オープニングドリンクパーティー:終了後にASJ TOKYO CELLへ移動,展覧会場にて行います。

〈トークイベント〉アジール・フロッタン再生展 クロージングトーク
日時:8月19日(土)18時〜19時
会場:ASJ TOKYO CELL 展覧会会場内
登壇:五十嵐太郎×遠藤秀平×マニュエル・タルディッツ
※事前申し込み不要・参加無料

〈連携企画〉『アジール・フロッタン JAPAN ARCHITECT展』(仮)
会期:2018年1月〜3月
会場:アジール・フロッタン内部
主催:日本建築設計学会
企画:アジールフロッタンプロジェクト実行委員会(仮)
※詳細は後日発表します。

タイムベースト・メディアを用いた 美術作品の修復/保存のガイド 公開のお知らせ

タイムベースト・メディアを用いた 美術作品の修復/保存のガイド を公開しました。

タイムベースト・メディアを用いた 美術作品の修復/保存のガイド

本ガイドでは,タイムベースト・メディアの保存・修復について、欧米での歴史,該当するジャンル,機材に関する用語集,展示,デジタル情報の管理,法律,今後あるべき組織の提案まで幅広く扱っています。また古橋悌二作《LOVERS-永遠の恋人たち》の修復を具体的な事例に,メディア芸術の修復のプロセスについてまとめました。今後も資料や他の事例などの項目を充実させていければと考えておりますが,関心のある方々からの厳しいご意見やフィードバックを期待しております。
本ガイドは,文化庁の委託業務である,平成28年度「メディア芸術連携促進事業」の一環として,京都市立芸術大学が実施した「タイムベースト・メディアを用いた美術作品の修復・保存・記録のためのガイド作成事業」の成果の一部です。

執筆者
石谷治寛(芸術学,京都市立芸術大学芸術資源研究センター研究員)
小川絢子(レジストラー,国立国際美術館特定研究員)
加治屋健司(表象文化論・現代美術史,東京大学大学院総合文化研究科准教授)
砂山太一(メディアアート,京都市立芸術大学美術学部特任講師)
水野祐(弁護士)
山峰潤也(水戸芸術館現代美術センター学芸員)

総合監修
植松由佳(国立国際美術館主任研究員)
石原友明(芸術資源研究センター所長,京都市立芸術大学)

ウェブデザイン
今村遼佑(美術家)

「國府理「水中エンジン」redux」展開催のお知らせ

2014年に急逝した國府理(京都市立芸術大学 美術研究科 彫刻専攻修了)の《水中エンジン》(2012)は、國府自身が愛用していた軽トラックのエンジンを水槽の中に沈め、水中で稼働させるという作品です。部品の劣化や浸水など頻発するトラブルの度に一時停止とメンテナンスを施されて稼働し続ける不安定な姿は、発表の前年に起きた原発事故に対する批評的応答であると言えます。國府の創作上においても、「震災後のアート」という位相においても重要なこの作品は、インディペンデント・キュレーターの遠藤水城が企画する再制作プロジェクトにおいて、國府と関わりの深いアーティストやエンジン専門のエンジニアらの協力を得て、2017年に再制作されました。今回、オリジナルが発表された京都のギャラリー・アートスペース虹にて、5年ぶりに展示されます。この再制作のプロセスの記録・アーカイブ化には、「現代美術の保存修復/再制作の事例研究」として本研究センターが関わっています。

 

前期:2017年7月4日(火)~7月16日(日)

後期:2017年7月18日(火)~7月30日(日)

※前期・後期で展示内容が大幅に異なります

開廊時間:11:00-19:00(7月16日、30日のみ18:00まで)

会場:アートスペース虹

http://www.art-space-niji.com/

 

企画:遠藤水城
主催:國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト実行委員会
遠藤 水城(インディペンデント・キュレーター)/ 白石 晃一(アーティスト)/ 高嶋 慈(批評家)/ はが みちこ(アート・メディエーター)/ ヤノベ ケンジ(アーティスト)
協力:アートコートギャラリー、アートスペース虹、京都市立芸術大学芸術資源研究センター、京都造形芸術大学 ULTRA FACTORY、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
助成:公益財団法人 関西・大阪21世紀協会 アーツサポート関西、
公益財団法人 テルモ生命科学芸術財団
公式サイト:https://engineinthewater.tumblr.com/
——————————–
関連イベント

・ゲストトーク
7/8  19~20時半 会場:良恩寺(京都市東山区粟田口鍛冶町7)
話し手:椹木野衣(美術批評家) 聞き手:遠藤水城 入場料:無料

・トーク「《水中エンジン》再制作の技術について」
7/15 19~20時半 会場:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)(京都市東山区山崎町339)
話し手:白石晃一、松本晃(エンジニア) 聞き手:高嶋慈、はがみちこ 入場料:無料

・ゲストトーク
7/22 19~20時半 会場:京都芸術センター(京都市中京区山伏山町546-2)
話し手:浅田彰(批評家) 聞き手:遠藤水城  入場料:無料

・クロージングパーティー
7/29 18時~20時  会場:green & garden(京都市中京区三条猪熊町645-1)
入場料:1,000円(ワンドリンク付)
1 – トーク「遠藤水城、プロジェクトの全貌を語る」話し手:遠藤水城
2 – 上映会「國府理作品の記録映像を見る」
3 – ライブ「《水中エンジン》記録音楽をつくる」出演:中川裕貴(音楽家) 他

 

チラシ

 

大坪晶|白矢幸司「Memories and Records」展開催のお知らせ

 

大坪晶|白矢幸司「Memories and Records」展が、ギャラリーあしやシューレにて開催されます

写真家・大坪晶による、「接収住宅」の室内を記録・撮影した写真作品《Shadow in the House》が、「Memories and Records」展にて発表されます。「接収住宅」とは、第二次世界大戦後のGHQによる占領期に、高級将校とその家族の住居として使用するため、強制的に接収された個人邸宅です。このプロジェクトは、写真撮影と並行して、遺族・関係者への聞き取りや関連資料調査を行うもので、平成29年度 京都市立芸術大学 特別研究助成を受け、本研究センター 研究員の高嶋慈とともに進めています。

大坪晶|白矢幸司「Memories and Records」

会期:2017年6月18日(日)~7月15日(土) 12:00-18:00(最終日17:00まで)

(休) 水・木

会場:ギャラリーあしやシューレ

http://www.ashiyaschule.com/

 

大坪晶《Shadow in the House – 旧安田邸》 Type C Print, 2017

塩見允枝子 パフォーマンス作品集 発行のお知らせ


特別招聘研究員 塩見允枝子著書の作品集 発行のお知らせ

塩見允枝子 パフォーマンス作品集 フルクサスをめぐる50余年
Mieko Shiomi Performance Works 1964-2016

この作品集は,フルクサスから出版された「イヴェント小作品」以後のことばを含んだパフォーマンス作品や寄稿文・献呈曲などから選出された45の作品と演奏の記録です。


以下の書店・ギャラリーで取り扱いが開始しました。
ご購入を希望の方は,お近くの販売店にお問い合わせください。

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
〒604-0052 京都市中京区押油小路町238-1

アートブック・ユリーカ
オンラインストアで購入できます。 online store
ユリーカ・ブックショーで紹介されています。

NADiff a/p/a/r/t |ナディッフ 本店
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F

東京パブリッシングハウス
〒105-0022 東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3倉庫4階

豊田市美術館ミュージアムショップ
〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1

国立国際美術館ミュージアムショップ
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55

ギャラリー・ときの忘れもの
〒113-0021 東京都文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS
ブログに塩見氏のエッセイが掲載されています。

塩見允枝子のエッセイ「パフォーマンス作品集 フルクサスをめぐる50余年」

金沢21世紀美術館ミュージアムショップ
〒920-8509石川県金沢市広坂1-2-1

六本木ヒルズ アートアンドデザインストア
〒106-6150東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー ウェストウォーク3F

カロ ブックショップ アンド カフェ
〒550-0002大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル5F

 


塩見允枝子(しおみ・みえこ 1938年~)
作曲家
岡山県出身。東京芸術大学楽理科在学中に小杉武久らとともに「グループ音楽」を結成し,即興演奏を行なった。また独自のイヴェント作品にも取り組んだ。64年ニューヨークへ渡り,「フルクサス」に参加。イヴェント,インターメディア,パフォーマンス,作曲など多様な活動を行なっている。

塩見允枝子 オーラル・ヒストリー

第18回アーカイブ研究会のお知らせ


第18回アーカイブ研究会

「5叉路」

第18回の研究会は前田岳究氏をお招きします。


<概要>
1960年代の東京では、多くの前衛芸術家たちが日々「ハプニング」や「パフォーマンス」を繰り広げていました。 こうした「作品」の記録は、必ずしも十分に残っているとは言えません。

アーティストの前田岳究さんが出会ったのは、こうした記録の不在を埋める、一人の美術ファンによる詳細な記録でした。

1963年、西山輝夫は親友と訪れた展覧会「第15回 読売アンデパンダン」に衝撃を受けて以来、フルクサスやネオ・ダダイズム・オルガナイザーズなど前衛芸術の展覧会に一人で足しげく通うようになりました。熱狂的な美術ファンになった 西山は、美術業界の人とは一切関わりを持たずに、当時の中でも最も過激で気鋭な芸術活動を追いかけ、詳細なメモを取り、配布物を収集し、展覧会の全ての作品を撮影する等の方法によって記録を残しました。その後、東京を離れ岡山県へ転勤することになった西山は、2年間撮り貯めた記録を独自の方法によってスクラップブックにまとめ、その稀有な記録を個人的に保管していました。西山の残した記録のいくつかは、偶然にも他に資料が残されていないという理由からも、現在では美術史にとっても非常に重要なものとなったのです。(*)

この記録=スクラップブックに見出されたものは何か。それは、〈世俗的なもの〉と〈芸術的なもの〉の接点、あるいは芸術的なものへと向かう無垢の・個的な・強い衝動だといえるかもしれません。前田さんはジェイ・チュンとともに、西山さんの記録方法論をなぞったかたちで、現代の東京の芸術的空間を記録する「作品」としての「スクラップブック」を作り出していきます。それは、観客「が」アーティストを見るのではなく、観客「を」アーティストが見るというプロセスから生まれる創造行為であると同時に、ベルリン在住の前田さんが、現代日本の都市を記録するプロセスのようにも思えます。

今回のアーカイブ研究会では、前田岳究さんをお招きして、こうした作品制作のプロセスについて、また日常と芸術、作品とその記録の関係についてなど、さまざまなお話をお聞きします。

(*)「Jay Chung & Q Takeki Maeda x Teruo Nishiyama 2017.5.13 – 6.11」プレスリリースより。

  • 日時:2017年6月21日(水)17:30−19:30
  • 場所:京都市立芸術大学芸術資源研究センター
  • 参加無料(事前申込不要)

チラシ


講師プロフィール
前田岳究(Q Takeki Maeda)  1977年名古屋生まれ。武蔵野美術大学油絵科中退、ドイツ・フランクフルト・シュテーデルシューレ美術大学卒。2001年よりアーティスト・デュオ、Jay Chung and Q Takeki Maedaとして活動を開始。近年の個展に、Essex Street(2016/ニューヨーク)、Galerie Francesca Pia(2015/チューリッヒ)、House of Gaga(2014/メキシコシティ)、Ludlow38(2013/ニューヨーク)、REDCAT(2012/ロスアンジェルス)など。2017年5~6月、statements(東京)にて国内初の個展を開催。ベルリン在住。

第17回アーカイブ研究会のお知らせ

第17回アーカイブ研究会

「エイズ・ポスター・プロジェクトを振り返る」

第17回の研究会では,エイズ・ポスター・プロジェクトの活動に関わった,ブブ・ド・ラ・マドレーヌ氏(美術家),小山田徹氏(美術家),佐藤知久氏(文化人類学)らが当時の活動を振り返ります。


  • 日時:2017年5月17日(水)17:30−19:30
  • 場所:京都市立芸術大学芸術資源研究センター、カフェスペース内
  • 参加無料(事前申込不要)

チラシ


■企画主旨

エイズ・ポスター・プロジェクト[APP]は,パフォーマンス・グループ「ダムタイプ」のメンバーや京都市立芸術大学の卒業生や在学生,京都市内の大学生や有志が集まって,1993年春に京都で開始されました。1980年代に世界各地でHIV/エイズに関するさまざまな活動が高まりましたが,日本では1990年代になってもHIV陽性者やエイズ患者,また様々なマイノリティを排除しようとする状況がありました。APPはそうした状況に対してポスター,フライヤー,スライドショーなどのビジュアル表現やクラブイベントなどによって,自分達の無知・偏見・無関心を見直し,メッセージを発信する活動を行いました。APPの活動には世界各地のNGOなどによって制作されたHIV/エイズに関するポスターの収集もあり,今回はそれらのポスターの一部をカフェスペースに展示し、1980年代から2000年代にかけての世界で制作されたポスターを通してAPPの活動を振り返ります。

*公益財団法人テルモ生命科学芸術財団現代美術助成(代表:石谷治寛)の支援を受けています。


同時開催「エイズ・ポスター・プロジェクト(1993−)アーカイブ」展 2017年4月19日(水)−5月19日(金)平日開室10時−17時、土・日・祝閉室、京都市立芸術大学芸術資源研究センター、カフェスペース内


企画:石谷治寛(京都市立芸術大学芸術資源研究センター研究員),ブブ・ド・ラ・マドレーヌ

協力:小山田徹,佐藤知久

設営:岸本光大,中田有美

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