第20回アーカイブ研究会「Week End/End Game:展覧会の制作過程とその背景の思考について」

第20回アーカイブ研究会は,インディペンデント・キュレーターの服部浩之氏と,アーティストの田村友一郎氏をお招きした。田村氏は,服部氏のキュレーションのもと,栃木県の小山市立車屋美術館で個展「試論:栄光と終末,もしくはその週末 / Week End」を開催した(2017年9月23日~11月26日)。研究会では,この個展の制作プロセスを軸に,地方都市においていま美術展を開催することの意味について議論が交わされた。 (さらに…)

第19回アーカイブ研究会「1960〜70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」の報告

第19回アーカイブ研究会は,芸術資源研究センターのプロジェクトの一つ「井上隆雄写真資料に基づいたアーカイブの実践研究」のメンバーが担当した。本プロジェクトは,本学出身で写真家の井上隆雄氏が残した膨大な写真資料を対象として,アーカイブ(資料調査・分類・利活用)の実践を行いつつ,美術・文化史への新たな方法論の構築を目指している。 (さらに…)

第18回アーカイブ研究会「5叉路」の報告

第18回アーカイブ研究会は,ベルリン在住のアーティスト,前田岳究氏を招いて行った。前田氏は2001年以後,アーティストデュオ”Jay Chung and Q Takeki Maeda”として,「美術のなかにある物語」についての作品を制作している。本研究会では,彼らが作成した,あるスクラップブックに関わる作品の制作プロセスについてお話しいただいた。  (さらに…)

第17回アーカイブ研究会「エイズ・ポスター・プロジェクトを振り返る」

「エイズ・ポスター・プロジェクト[APP]」は,京都市立芸術大学の卒業生や在学生,京都市内の大学生や有志が集まって,1993年春に京都で開始された。日本では1990年代になってもHIV陽性者やエイズ患者,また様々なマイノリティを排除しようとする状況があり,APPはそうした状況に対してポスター,フライヤー,スライドショーなどのビジュアル表現やクラブイベントなどによって,自分達の無知・偏見・無関心を見直し,メッセージを発信する活動を行った。APPの活動には世界各地のNGOなどによって制作されたHIV/エイズに関するポスターの収集もあり,今回は1980年代から2000年代にかけて世界で制作されたポスターの一部(佐藤知久所蔵)をカフェスペースに展示した。研究会では,かつてエイズ・ポスター・プロジェクトの活動に関わったブブ・ド・ラ・マドレーヌ氏,小山田徹氏,佐藤知久氏,伊藤存氏らが,それぞれ異なる立場からの関わり方や印象深いエピソードについて語った。 (さらに…)

第16回アーカイブ研究会「IT IS DIFFICULT」の報告

チリ出身でニューヨーク在住のアーティスト,建築家,映像作家であるアルフレッド・ジャー氏の講演を芸術資源研究センターで行った。本レクチャーは,東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻における講演を皮切りに,森美術館,京都精華大学,金沢21世紀美術館など,いくつかの場所を巡回したものであり,「IT IS DIFFICULT」と題された。 (さらに…)

第15回アーカイブ研究会「アール・ブラウン音楽財団— 理念, 記録,プロジェクトとアクティビティー」の報告

アール・ブラウン(1926-2002)は,アメリカの実験音楽家グループであるニューヨーク・スクールの一員で,ジョン・ケージと並び,音楽における不確定性,記譜法の革新に対して独自の表現を追求した作曲家である。第15回アーカイブ研究会では,アール・ブラウン音楽財団ディレクターのトーマス・フィヒター氏を迎え,アール・ブラウンの作品とそのアーカイビング,普及のための活動についてお話しいただいた。 (さらに…)

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