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作曲家アラン・ゴーサン氏による特別講座を開催します

2013.05.28

 京都市立芸術大学では,学生が幅広い分野において国際的な感覚を身につけるため,様々な分野で活躍する作家・演奏家・研究者など,世界的なアーティストを特別講師としてお招きしています。

 この度お招きするのは,作曲家のアラン・ゴーサン氏。現在フォンテンブローアメリカン音楽院で教鞭を執られる同氏は,1994年には京都・ヴィラ九条山に招へいアーティストとして,また,2010~2012年には京都フランス音楽アカデミー作曲クラスを担当された,京都にゆかりのある世界的な作曲家です。

 ゴーサン氏は,「フランスの現代音楽を読み解く」と題して,2日間に渡る講義・レッスン・ワークショップを行います。

※ 本講座の一般公開はありませんのでご了承ください。

日時

平成25年5月29日(水曜日)

①午後1時から午後2時30分まで ②午後2時40分から

場所

京都市立芸術大学 

①中央棟 L2 ②音楽棟303号室

内容

①スペクトル楽派についての講義と分析 作品:Grisey“Vortex and Temporum”

②マスタークラス(作曲レッスン)

備考

対象は,原則として作曲専攻生ですが,他専攻生で聴講したい学生は岡田先生まで申し出てください。

 

日時

平成25年5月30日(木曜日)

①午前10時40分から午前12時10分まで ②午後1時から午後2時30分まで

場所

京都市立芸術大学 

①音楽棟大合奏室 ②講堂

内容

①現代音楽の読譜と実演~その1

  作品:A.Gaussin “Arcane” Pf.森本ゆり(ゲスト)

 

②現代音楽の読譜と実演~その2

  作品:A.Gaussin “EAU FORTE" 

      Cond.藤村知史(4回生),Fl.大村優希恵(2回生),Cl.福島広之(ゲスト),Vn.堀江恵太(3回生),Vc.一楽 恒(4回生),Pf 藤川有樹(3回生)

      A.Gaussin  “LA CHEVELURE DE BERENICE”

      オーボエ独奏:戸田雄太(3回生)

備考

対象は,原則として今年度ソルフェージュ履修生対象ですが,ソルフェージュ履修済みの学生及び他専攻の教員の聴講も可能です。

アラン・ゴーサン氏 Allain Gaussin プロフィール

1943年生まれ。パリ国立高等音楽院にて数々の1等賞,オリヴィエ・メシアン氏に師事し作曲賞を獲得後,IRCAMで音楽情報処理を学ぶ。77年から2年間,フランス・アカデミーのアーティスト・イン・レジデンスに選ばれ,ローマに滞在。その後84年にDAADによりベルリンに1年間招聘され,94年にはヴィラ九条山の招聘アーティストに選出される。以降,ダルムシュタット夏季現代音楽講習会を初め,モスクワ,ニューヨーク,東京などでコンサート,講演会や講習会を行う。81-92年,スコラ・カントルムの作曲科の教授。95年,自作の作品集CDがシャルル・クロ・ディスク大賞を,98年ICONS作曲国際賞を受賞。98年と2001年にリヨン国立高等音楽院やパリ国立高等音楽院にて作曲のセミナーを担当し,2003-04年,マルコ・ストロッパ教授の代理でパリ国立高等音楽院の教授を務める。2004-05年までIRCUMの研究チームに参加。2010-12年まで,京都フランス音楽アカデミーの作曲クラスを担当。現在,フォンテンブローアメリカン音楽にて教鞭をとる。