京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センターでは,日本の伝統的な音楽や芸能,その根底にある文化の構造を研究し,その成果の発表として公開講座やセミナーを実施しています。
「平成25年度(10月~3月期)伝音セミナー」では,それぞれのテーマに沿って,SPレコード等に残された迫力ある演奏を紹介し,歴史を振り返りつつ,これからの伝統音楽の方向を探っていきます。
日本の伝統音楽等の市民講座に参加するのは初めてという方にも気軽に受講いただける無料セミナーですので,多数のご参加をお待ちしております。
第5回講座は 「義太夫節の『節尽し』を聴く Ⅰ」 です。
「節尽し」とは,節(名称のある旋律型)を列挙したカタログのようなものです。義太夫節においては,その創流当時から,伝書中に「節尽し」が含まれていました。その後,さまざまな「節尽し」が書かれてきましたが,三味線弾きにより,実演・録音されたものがあります。そうした録音された「節尽し」をいくつか聞きながら,義太夫節における「節尽し」とはどのような内容で,なんのために作られたのか考えてみたいと思います。
日時 | 平成25年10月3日(木曜日) 午後2時40分~午後4時10分 ※午後2時開場予定 |
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会場 | 京都市立芸術大学内 新研究棟7階(合同研究室1) |
住所 | 京都市西京区大枝沓掛町13-6 |
講座内容等 | 義太夫節の「節尽し」を聴く Ⅰ 講師:山田智恵子(日本伝統音楽研究センター教授) |
受講料 | 無料 |
申込み | 不要 (定員50名 先着順) |
問い合わせ先 |
教務学生支援室事業推進担当 電話: (075)334-2204 ファックス:(075)334‐2241 |
アクセス | 交通アクセスをご覧ください。 |