日本伝統音楽研究センターでは,研究報告7『歌と語りの言葉とふしの研究』(藤田隆則・上野正章編)を出版いたしました。
本書は,日本伝統音楽研究センターにおけるプロジェクト研究「歌と語りの言葉とふしの研究」(2007-2010年度)から生まれた論文集です。
日本の伝統音楽の中心をなすのは声の音楽です。「ふし」という言葉も、器楽に対してではなく,むしろ声の音楽について,より多く使われてきました。本書は,それぞれの著者が,歌と語りの「ふし」に注目し,その特色について考察しています。考察は、さまざまな角度に及びます。
伝統的な歌や語りをどのように研究すればよいのか,考えようとしておられる方は、是非,ご覧になってください。
当センター閲覧室や、各地の図書館・研究機関にて閲覧いただけます。また、頒価1000円にて有償頒布しています。
詳しくは,日本伝統音楽研究センターホームページをご覧ください。