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予兆 1960年代を中心に ―京都市立芸術大学美術学部同窓会展

 本年3月に京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAにて開催された,「戦ったあとの美術1950年代を中心に」の続編として,1960年代に焦点を当てた展覧会を開催いたします。

 戦後の経済復興を経て日本が世界的にも輝かしい進展を遂げつつあったこの時代。東京オリンピックを皮切りに国内の様々なインフラが整備され,社会文化のかたちが生産から消費へと大きく変わろうとしていました。しかしそれは,高度成長の代償として生じた公害問題,あるいはキューバ危機やベトナム戦争に代表される東西緊張などと共にあったともいえます。一方美術の世界に目を向けてみると,東野芳明や中原祐介など,新進気鋭の美術評論家が海外美術の動向紹介を矢継ぎ早に紹介し,国内の現代美術の醸成に寄与しつつありました。

 本展では,本学芸術資料館に保存されている当時の制作展買い上げ作品を中心に展覧し,時代との関係を探ってゆきます。出品作品には,表現における変革を予兆させる作品が多く見られます。とりわけデザインにおいて同時代の建築や広告の影響を受けた作品がみられ,時代の色を感じさせます。ぜひご覧ください。

 

チラシ(PDF/280KB)

 

■出品作家

小林一夫,岡田和也舞原克典吉田武夫皿谷実越田英喜小尻多賀子若林智久宮村長

松谷昌順山本厚子浜田和世岡崎秀樹辻浩渡辺信喜北原昭一内山政義佐野賢

 

■関連イベント

2月22日(土)16:00 よりギャラリートーク 17:00 よりレセプション

会期

平成26年年2月22日(土)~3月9日(日)

11時00分〜19時00分(最終入場18時45分まで)

※月曜日休館(祝日の場合は開館,翌火曜休館)

入場料 無料
会場

京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA(@KCUA1)

住所 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1
主催
京都市立芸術大学,京都市立芸術大学美術学部同窓会
お問合せ

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

TEL 075-253-1509

アクセス
  • 地下鉄「二条城前」駅(2番出口)南東へ徒歩約3分
  • 市バス「堀川御池」バス停下車すぐ

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)

美術学部同窓会「象の会」ホームページ