京都市立芸術大学では,香雪美術館(神戸市東灘区)において,客員教授 森田りえ子氏による特別授業を実施します。
特別授業は,同館において開催される展覧会「森田りえ子 花らんまん展」に併せて実施するもので,「花らんまん ~絵にするまえ・あと~」と題し,日本画家 森田りえ子氏が,出品作品の解説とともに,花の公開デッサンを行い,創作の過程を語ります。
本授業は,昨年11月に,真澄寺別院流響院(京都市左京区)において実施した特別授業の続編にあたるもので,抽選で10名まで,一般の方にも御参加いただけますので,ふるってご応募ください。
日時 | 平成26年3月14日(金曜日) 午後2時から午後4時まで |
---|---|
場所 | 香雪美術館 |
住所 | 神戸市東灘区御影郡家2-12-1 |
講師 | 客員教授 森田りえ子氏(日本画家) |
テーマ | 花らんまん ~絵にするまえ・あと~ |
内容 | 森田りえ子客員教授による花の公開デッサン 展覧会出品作品の解説 |
料金 | 無料 |
申込み | (1)定員 10名 (2)方法 往復はがきで,3月6日(木曜日)【必着】までに京都市立芸術大学にお申込み下さい。 住所,氏名(はがき1枚につき1名),年齢,電話番号,返信はがきの表面に住所,氏名を記入し,お申込みください。 申込みが多数の場合,抽選により参加者を決定し,3月12日(水曜日)までにお知らせします。 |
お申込み・お問い合わせ | 京都市立芸術大学 教務学生支援室 美術教務担当 電話 075-334-2220 FAX 075-334-2345 |
参考(ホームページより抜粋)
森田りえ子(もりた・りえこ)氏
四季を彩る花々や,京都の伝統文化を受け継ぐ舞妓達,エキゾティックな女性像等卓越した描写力で表現する日本画家。
現在の日本画壇において,森田りえ子は次代の日本画を託される画家として注目されている。京都市立芸術大学日本画専攻科修了,2000年京都市芸術新人賞,2011年京都府文化功労賞受賞。2013年から本学客員教授。
香雪美術館
朝日新聞社の創業者・村山龍平が蒐集した日本,東洋の古美術コレクションなどを収藏する美術館として,昭和48年(1973)に開館しました。古美術の優品と時を刻む近代建築の保存・調査を進めるとともに,広く文化的体験の機会を提供する公益活動を通して,かけがえのない文化財を未来へ引き継ぐ事業を進めています。
重要文化財18点,重要美術品27点を筆頭とする所蔵品は,仏教美術,書跡,近世絵画から茶道具,漆工芸,武具に至るまで,幅広く各ジャンルを網羅しています。
館蔵美術品については,毎年春と秋にテーマを決めて展示する「所蔵品展」で公開し,ほかに日本美術の様々な作家に焦点を当てた「企画展」を開いています。また,展示に関係するテーマの講演会と茶会をあわせた「梅園会」を年に数回開催し,館蔵品に対する理解を深める機会を設けています。
明治,大正期の文化と建築技法を今に伝える「旧村山家住宅」については,維持管理に努めるとともに,その活用を図っています。毎年春と秋に「庭園見学会」を開催して外観を公開するほか,秋には茶室棟や書院棟,館藏の茶道具などを使って濃茶,薄茶,点心でもてなす藪内流の「玄庵茶会」を催し,伝統文化を体験する機会を提供しています。
このほか,設立主旨である美術文化の向上に貢献するため,設立地である兵庫県に関係のある優秀な美術系学生を対象とした「奨学金制度」を創設し,教育・研究活動を経済面で支援しています。
公益法人制度改革にあわせて平成22年(2010)11月,公益財団法人となり,美術を愛し,この国の文化向上を願った村山龍平翁と歴代理事長の志を将来に伝える体制を整えています。
「森田りえ子 花らんまん展」
平成26年3月8日(土曜日)から5月11日(日曜日)まで,香雪美術館で開催される展覧会。四季折々の花の表現を中心とする絵画作品40点と,下絵,作画用画材等が展示される。