京都市立芸術大学芸術資料館では,本学における教育活動の中で収集された資料を5期に分けて紹介する収蔵品展「歴史の贈り物」を開催中です。第2期は,下記の日程で「模写の系譜 -入江波光と林司馬-」を開催します。
京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)一期生である入江波光(1887-1948)は,昭和15(1940)年に始まった法隆寺金堂壁画模写事業に参加し,京都における模写の第一人者として知られています。原画の上に薄い紙を載せて描く「上げ写し」と呼ばれる方法による,入江の精緻な模写は原画の風韻をよく伝えています。入江から模写の指導を受けた林司馬(1906-1985)は,入江とともに法隆寺金堂壁画模写事業に参加しました。当館が所蔵する二人の模写資料を紹介します。
皆様のご来場をお待ちしています。
(画像:入江波光「十二天像 水天像」)
会期 | 2014年5月24日(土曜日)~6月29日(日曜日) |
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開館時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 月曜日 |
会場 | 京都市立芸術大学 芸術資料館陳列室 |
出品作品 | ・入江波光「十二天像 水天像」 |
関連イベント | ギャラリートーク(展示解説) 日時:6月24日(火曜日) 12時10分~12時40分 ※ 事前申込不要 |
入場料 | 無料 |
問い合わせ | 京都市立芸術大学芸術資料館 電話:075-334-2232 FAX:075-333-8533 ホームページ:http://w3.kcua.ac.jp/muse/ |