公立大学法人京都市立芸術大学では,現理事長(建畠晢)が平成27年3月31日をもって辞任することに伴い,11月18日から本日まで,学内で意向投票を実施し,本日の理事長選考会議において鷲田清一を次期理事長予定者に選出しました。
任期は,平成27年4月1日から平成31年3月31日までの4年間で,平成27年4月1日付けで京都市長から任命される予定です。
なお,同理事長予定者は,同任期で京都市立芸術大学学長を兼ねることとしております。
プロフィール
氏名 | 鷲田 清一(わしだ きよかず) |
年齢 | 65歳(平成26年11月現在) |
略歴 |
哲学者 大谷大学教授,せんだいメディアテーク館長 昭和24年京都生まれ。 昭和47年に京都大学文学部哲学科卒業後,関西大学教授,大阪大学教授,大阪大学総長などを歴任。 また,京都市基本構想等審議会をはじめ数多くの委員を務め,現在は本学の経営審議会委員に就任している。専門分野である哲学・倫理学の視点からアート,ファッション,教育,労働,ケアなど様々な分野において,数多くの評論・執筆活動を行っている。 |
受賞歴 | 平成元年 第10回サントリー学芸賞 「分散する理性」,「モードの迷宮」 平成12年 第3回桑原武夫学芸賞 「「聴く」ことの力」 平成16年 紫綬褒章 平成24年 第63回読売文学賞 「「ぐずぐず」の理由」 |
理事長予定者のコメント
京都市立芸術大学は,京都の芸術文化のきわめて重要な火床の一つであり,伝統技法の継承とアーティストの創造活動,美術・音楽研究と次世代アーティストの育成を担ってきました。これらの事業をしっかりと下支えするとともに,キャンパス移転をはじめとする,京都市立芸術大学の未来の発展に向けての様々な取組を積極的かつ丁寧に進めていきたいと思っております。