この展覧会は,京都市立芸術大学の各専門領域を横断しながら授業を行う「テーマ演習」枠で,2012年度より行われている「奥行の感覚」の研究報告です。この授業には,彫刻専攻,陶磁器専攻,日本画専攻,芸術学専攻,宇宙物理学研究室の各教員が関わり,そこに様々な専攻の学生が参加し研究を進めています。
本演習では「奥行の感覚」を手掛かりとし,それを古今東西のあらゆる芸術表現を紐解くためのキーワードとして位置付けています。 図像学や社会文化史,精神史等を基盤とする作品評価とは異なり,「造形」に由来する奥行きを手掛かりに,実制作者の視点から表現を読み解き,新たな解釈やさらなる展開の可能性を見つけ出そうとする試みです。
今回の展示では,2014年度から今年度に行った研究の成果を,その過程で生み出された考察を交えて紹介いたします。是非,この機会にご覧ください
日時 | 2015年12月10日(木曜日)から12月25日(金曜日)まで 11時~19時(入館は18時30分まで) 月曜日休館 |
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会場 | 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア) 地下鉄東西線「二条城前駅」2番出入口を南にすぐ |
入場料 | 無料 |
主催 |
京都市立芸術大学 |
問合せ先 | 京都市立芸術大学連携推進課(附属施設担当) 電話:075-334-2231 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 電話:075-253-1509 |