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Partition—パーティション

2018年12月15日から12月24日まで,京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAにおいて,「Partition—パーティション」を開催します。

フランス語における「パーティション」という語は,通念的には楽譜を表しますが,本来は分離や分割を意味します。本展は「パーティション」という主題のもと,時間,空間,偶然性,継続性,断絶,模様,オブジェ,出来事などの多角的なアプローチを通して,空間の使い方,造形作品,音の作品についての読み取りを豊かにします。

なお本展はゲストキュレーターのオドレー・タイヒマンの企画によりスイスとフランスにて更に展開を続ける予定です。

皆様の御来場をお待ちしています。

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

会期

2018年12月15日(土曜日)~12月24日(月曜日・祝日)

午前11時~午後7時 (月曜日休館,24日は開館)

会場 京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA(アクア)

(地下鉄東西線「二条城前駅」2番出入口を南にすぐ) ※入場無料

 参考

<参加作家>

<ガブリエ・バロンタン(Valentin Gabelier)>南フランス生まれ。京都市立芸術大学大学院 美術研究科博士(後期)課程 構想設計領域 在籍。主として声は体とその環境の間の通過点であると考え,その多重で捉えがたい性質についての考察からインスタレーション,ビデオ,パフォーマンスとして表現している。

<山角洋平(やまかど ようへい)>1987年生まれ。フランス・ルマン高等芸術学校サウンドデザイン科修士課程修了。パリを拠点に活動するレーベル「レシ」を共同設立。ル・フレノワ−フランス国立現代美術スタジオに在籍(2017–2019)。同スタジオの企画展「パノラマ20」(2018)では,16 mmフィルムで撮影された映像作品《竪琴は鳴り続ける》が上映される。

<松延総司(まつのべ そうし)>1988年熊本県生まれ。線や影を概念的に扱い,作ることと消すこと,在ることと無いことのような矛盾についての制作を行なっている。日本やヨーロッパでの多数の展示に加え,近年ではアパートのリノベーションやパフォーマンス形式での作品発表なども行なっている。

<バンジャマン・ラフォール&セバスチャン・マルティネス・バラ(Benjamin Lafore and Sébastien Martinez Barat)>パリを拠点とする建築家ユニット(マルティネス・バラ・ラフォール・アーキテクツ)。2006年から2014年にかけて建築集団「ラ・ヴィル・レイエ」に所属。第14回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2014)ベルギー館キュレーター。2016年にはヴィラ九条山に滞在し,京都市立芸術大学教員で建築家の坂東幸輔と,京都市立芸術大学の学生と共に実施したワークショップの成果発表として,@KCUAでの「NEW LIFESTYLE」展の展示会場構成を実施。また2017年には京都芸術センターの運動場を使用した「かげろう集落」プロジェクトのために招聘された。

<ゲストキュレーター>

<オドレー・タイヒマン(Audrey Teichmann)>ジュネーブを拠点に活動するインディペンデント・キュレーター/批評家。フランス,エコール・ド・ルーブル,キュレーション課程修了。2015年にキュレーションの研究集団「ディフラクション」を設立。ジュネーブ造形芸術大学の研究ディレクターを務める。今回の展示企画は2017年に世界中のアトリエやアートスペースを訪問するプロジェクトでタイヒマンが京都を訪問した際に,参加作家達と交流を持ったことがきっかけとなっている。

主催 京都市立芸術大学
問合せ先
  • 京都市立芸術大学 連携推進課(附属施設担当)
    〔電話〕 075-334-2231
    ※午前8時30分~午後5時15分(平日のみ)
    〔FAX〕 075-333-8533
  • 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
    〔電話〕 075-253-1509
    ※午前11時~午後7時(月曜日休館)
    〔FAX〕 075-253-1510