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京都アニメーションの火災について

2019.07.31

京都アニメーションにおける火災により,被害にあわれた方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

多くの将来あるクリエーターたちの命が奪われ,心と体に計り知れない傷を負われたことは,同じ創造の現場に携わる私たちにとっても痛恨の極みです。なによりも被害に遭われた方々に哀悼の意を表するとともに,心身に深い傷を負った方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。


素晴らしい作品を送り出してこられた京都アニメーションと同じように,京都から世界に発信しようとする若い才能を育てる私たちにとって,今回の事件はよそごとではなく,あまりの衝撃に言葉もありません。


このような惨事を繰り返さないために,私たちは,芸術は,何ができるのでしょう。簡単に答えを見出すことのできない大きな問いですが,被害に遭われた皆様の心に寄り添いながら,私たちはそれを問い続けていこうと思います。


 
京都市立芸術大学

 学長 赤松玉女