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【令和元年9月2日付】京都造形芸術大学の名称変更についての理事長コメント

2019.09.02

公立大学法人京都市立芸術大学では,本日(9月2日),学校法人瓜生山学園に対し,同学園が設置する大学の名称として『京都芸術大学』の名称の使用を差止める訴訟の訴状を大阪地方裁判所に提出いたしました。

京都造形芸術大学が2020年4月1日から大学の名称を「京都芸術大学」に名称変更されることにつきましては,当該名称は本学の名称や一般的に通用している略称と同一あるいは酷似しているため,受験生や本学の在学生・卒業生をはじめ,市民の皆様や芸術を愛する幅広い人々に大きな混乱を招くと危惧し,再三,中止再考をお願いしてまいりました。

こうしたなか,京都造形芸術大学が8月27日に名称変更を正式に発表され,本学及び京都造形芸術大学の在学生・卒業生をはじめとする多くの方々のなかで,予想以上の混乱が生じている状況です。

さらに,8月30日付けで京都造形芸術大学のホームページに発表されました『開学30周年「グランドデザイン2030」についての学長コメント』において,「京都芸術大学の名称に変更する」という従来からのご主張を維持されておられることを確認し,やむなく訴状を提出することにいたしました。

本学及び京都造形芸術大学の在学生や卒業生,両大学を目指して受験される皆様,関係するすべての方々の混乱を最小のものにするために,明確な司法判断を求めたいと思います。

なお,京都造形芸術大学との協議の門戸は引き続き開いたままにしています。どうかご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

公立大学法人京都市立芸術大学

理事長 赤松玉女