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【学長メッセージ】卒業式・学位記授与式を終えて ご家族・関係者の皆様へ

2020.03.23

現在,世界中で蔓延している新型コロナウイルス感染症対策のため,京都市立芸術大学では,本日3月23日に本学講堂で,卒業生・修了生と教職員のみの出席の下,時間を短縮して,卒業式・学位記授与式を開催いたしました。

卒業生・修了生のご家族の皆様には,今日まで学生たちを支え,また京都芸大の教育にご理解を賜り,数々の厚いご支援をいただいたことに対して,大学を代表して御礼申し上げます。

卒業式は,京都市立芸術大学での教育課程を全て修了したことを認定し,新しいステージに踏み出す学生たちの出発点を応援の気持ちを込めて,皆で祝福する式典です。それは卒業していく学生にとって,将来への決意を新たにする大切な節目としてあります。かけがえのない卒業式・学位記授与式に,ご希望されていたご家族,関係者の皆様にご列席いただけなかったことは,残念でなりません。喜びに満ちた姿や,芸術大学らしい自由で,創作力,パフォーマンス力あふれる卒業式は,年々ご列席いただくご家族が増えておりました。学生たちの大学生活を支えてこられたご家族にとって,晴れやかでユニークな卒業式を見届けたいというお気持ちがあったろうと思うと心が痛みます。今回の大学の決定にご理解・ご協力を賜り,ありがとうございました。

本学は今年創立140周年を迎えます。長い歴史に恥じぬよう,今後も引き続き,芸術を学び,社会にその成果を還元していける人材の育成と,独創的で高度な研究を発信していく大学として,ますます充実させてまいります。どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。

京都市立芸術大学
学長 赤松玉女