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【令和2年6月30日付】旧京都造形芸術大学の名称変更差止め請求訴訟の審理終結に際しての理事長コメント

2020.06.30

新型コロナウイルス感染症拡大防止のための当初予定期日の取消しを経て,本日,大阪地方裁判所において,学校法人瓜生山学園が設置する大学の名称として「京都芸術大学」を使用しないよう求める訴訟の期日が開かれ,審理が終結され,8月27日に判決言渡しがなされることになりましたのでご報告いたします。

本年,京都市立芸術大学は,新型コロナウイルスの世界的な感染拡大という,この未曾有の事態に大きな影響を受けるなか,創立140周年を迎えました。その長い歴史の中で本学は様々な困難に直面してきましたが,京都市民の皆様に支えられながら,それらを乗り越え,芸術界をはじめ多方面に優れた人材を輩出し続けてきました。
私たちは,芸術がこの困難な事態の後の社会を蘇生させるために欠かすことができない資源であると確信し,現在のような忍耐の時も京都芸大の発展の機会の一つと受け取り,芸術教育と研究をさらに充実させ,柔軟で開かれた創造の現場として芸術・文化の向上に寄与してまいります。

※名称について係争中のため,旧名称で表記しています。

公立大学法人京都市立芸術大学
理事長 赤松玉女