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吉田亮人チェキ日記展と第35回アーカイブ研究会

このたび芸術資源研究センターでは,有限会社松本工房と共催で,写真家の吉田亮人氏による対話と展示の実験「チェキ日記展」を開催します。

本展は,展示と研究会の二部構成になります。まず8月24日から6日間,芸術資源研究センターの横にある小ギャラリーにて,オリジナルのアルバム全冊の展示はもとより,複製・拡大プリント・映像投影・展開掲示などの実験を試みながら,作品を公開します。つぎに,展示の終盤に行われる研究会では,吉田氏の写真集『THE ABSENCE OF TWO』(2019)のブックデザインを担当し,かねてより「チェキ日記」に着目してきた,グラフィックデザイナーで有限会社松本工房を運営している松本久木氏を迎えて,この作品の意味と,この作品を展示/出版するための方法について,対話の場を設けます。

詳細は芸術資源研究センターのウェブサイトをご確認ください。

第35回アーカイブ研究会のお知らせ|芸術資源研究センター

フライヤー(PDF)

吉田亮人チェキ日記展

展示期間

  • 2021年8月24日(火曜日)〜8月29日(日曜日)10時〜17時
  • 本展は,研究のための展示として,来場者を限定して開催いたします。 来場は1日10名までに限定させていただきますので,ご了承ください。来場を希望される方は,お手数ですが下記Google Formよりお申込みください。

吉田亮人チェキ日記展 申し込みフォーム

会場

  • 京都市立芸術大学 小ギャラリー

第35回アーカイブ研究会

開催日時

  • 2021年8月28日(土曜日)14時から

会場

  • ライブ配信
  • 研究会は,芸資研YouTubeチャンネルよりライブ配信にて公開します。展示と研究会の様子は,どちらも映像に記録し,芸資研YouTubeチャンネルより,後日配信予定です。

芸術資源研究センターYouTubeチャンネル

ゲスト

  • 吉田亮人
    1980年宮崎県生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部卒業後,タイで日本語教師として1年間勤務。帰国後,小学校教員として6年間勤務した後,退職。2010年より写真家として活動開始。広告や雑誌を中心に活動しながら,「働く人」や「生と死」をテーマに作品制作を行い,国内外で高く評価されている。写真集に『Brick Yard』『Tannery』(以上,私家版),『THE ABSENCE OF TWO』(青幻舎・Editions Xavier Barral)などがある。2021年,写真家としての10年間の活動を綴った書籍『しゃにむに写真家』(亜紀書房)を刊行。コニカミノルタフォトプレミオ2014年度大賞,日経ナショナルジオグラフィック写真賞2015・ピープル部門最優秀賞など受賞多数。KYOTOGRAPHIE 2017のメインプログラムとして公開された自身の祖母と従兄弟の日常を記録した「Falling Leaves」は,国内外の様々なメディアで取り上げられ大きな反響を呼んだ。
  • 松本久木
    2007年よりグラフィックデザイン・組版・出版を主軸として活動を開始。クライアントには文化的・芸術的 領域の団体や機関が多く,芸術関連施設での展覧会やイベントのデザインワーク,演劇・古典芸能・ダンスなどの舞台芸術の広報デザイン,大学・研究所・文化施設の広報物及び出版物の制作,人文・芸術・アート分野の出版及び装丁などを手がけている。緻密かつ繊細でありながら大胆で強い印象を与えるヴィジュアルイメージの構築と,深いコンテクストを持ちながらも抽象性の高いデザインワークに定評がある。2021年,第54回造本装幀コンクールでは,経済産業大臣賞と審査員奨励賞(京都市立芸術大学 芸術資源研究センター紀要「COMPOST vol.01」にて)を受賞。

主催

  • 京都市立芸術大学 芸術資源研究センター
  • 有限会社松本工房

イベント会場

日本、〒610-1106 京都府京都市西京区大枝沓掛町13−6