京都市立芸術大学では,京都市交通局,公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団と連携し,演奏会等へ向かわれる方々の期待や高揚感を高めるとともに駅の賑わいを創出することを目的として,京都コンサートホールの最寄り駅である地下鉄北山駅に,学生が制作したアート作品の展示を行っております。
昨年度は,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため展示作品を入れ替えることが叶いませんでしたが,この度,京都コンサートホール第25回「京都の秋 音楽祭」を記念し,展示リニューアルを行いました。
作品展示について
「『京都コンサートホールに響く音楽』のために」と題して,美術学部油画専攻3回生から大学院修士課程美術専攻(油画)2回生までの学生が,30点の作品を制作いたしました。色,形がそれぞれ異なる作品たちが作り出す”響き合い”や”リズム”を感じられるのではないでしょうか。
作品の右下部分に番号が表記されていないものは,音楽を聴きながら,目をつぶってドローイングを行うワークショップで,大学院生が共同制作した連作です。ピンクが印象な作品は「シューベルトの鱒」,白と黒を基調とした作品は「ラヴェルのボレロ」をモチーフに描かれました。
展示期間は,令和4年の9月中旬頃までを予定しております。
是非,地下鉄で北山駅にお越しいただき,学生たちの想いを込めた作品を御鑑賞ください。




(参考)「京都の秋 音楽祭」について
国内外の著名な演奏家や,京都にゆかりある演奏家たちが出演する多彩な演奏会です。今年で25回目を迎え,京都コンサートホールで9月12日(日曜日)から11月23日(火曜日・祝日)まで開催されます。