人々の命よりも大切な,国の政策や社会的な要件などありません。
暴力による死や苦しみ,破壊を正当化する理由は,どこにも存在しません。
いま,ロシアのウクライナへの侵攻に巻き込まれ,はかり知れない被害にあった人々に,心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。そして各地でこの事態に心を痛め,反対の声を上げる多くの人々,両国のとりわけ芸術家たちの心に寄り添いたいと思います。
世界中の人々が,それぞれの文化の自由な表現を維持できるように,この事態に立ち向かうすべての人々と心を一つにいたします。
なお,本学でも,ウクライナやロシアと関りが深い教職員,学生が影響を受けるかもしれません。大学として,関係の方々へ必要なサポートを行ってまいります。
京都市立芸術大学
学長 赤松玉女