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上村淳之名誉教授による特別授業を開催しました。

2022.06.24

令和4年6月21日(火曜日),本学の卒業生・元副学長で文化功労者の上村淳之名誉教授をお招きし,本学大ギャラリーにおいて特別授業を行っていただきました。

授業では,「識(し)るということ」というタイトルで,長年本学に貢献された上村先生ならではの京都芸大の思い出などを交えて,画家,教育者としての視点から,ものを観ることや描くことについて大変興味深く楽しいお話をいただきました。時折,会場には笑いや共感の声も上がり,和やかな授業となりました。
先生は,蕾から花が咲くまでの過程にも心を寄せて描くことの喜び,ただ流行や誰かの作品に影響されるのではなく,対象をよく見て対話し,自分の表現をひたすらに追い求めることが大切であるとお話くださいました。
最後の締めくくりに「一生懸命やりなさい。」という言葉を繰り返され,学生たちへの上村先生の心からのエールが込められた授業は,大変貴重な機会となりました。