ピアノと日本画の印象派　ドビュッシーと猪原大華〜音と絵を楽しむコンサート〜

2022年9月18日（日曜日）16時より、京都府長岡京市のKayacc Klavier １階ホールにおいて開催される「ピアノと日本画の印象派　ドビュッシーと猪原大華〜音と絵を楽しむコンサート〜」に、本学ピアノ専攻の河合珠江非常勤講師が出演します。

フライヤーより：
猪原大華(1897-1980)は、広島県福山市で生まれました。京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)で学び、西欧から帰国したばかりの土田麦僊に師事します。画風を模索する中で、モネなどの作風から影響を受けました。花鳥画を得意とし、色使いやタッチには独特の味わいがあります。一方、クロード・ドビュッシー(1862-1918)の作品には、文学や絵画、自然などが音を通して描かれ、彼は音楽における「印象主義」の旗手と言われています。1889 年、ドビュッシーはパリ万博で東洋の文化に出会います。それ以来、東洋風の和声や響きが作品に頻繁に現れるようになりました。両者とも、分野は違いますが、単なる描写にとどまらず、対象を静かに深く見つめ、心象を抽出するという共通点があります。西洋と東洋の香り、色、響き、滲み出る情熱 …。それぞれの魅力をご紹介します。

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