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公開特別講義 第4回《イブニング・テラス》「科学と芸術が出会う時」を開催しました。

2023.08.10

令和5年8月4日(金曜日)午後6時から、京都経済センター3階KOINにおいて、本学主催・「一般社団法人京都知恵産業創造の森」共催により、公開特別講義・第4回《イブニング・テラス》(※)を開催しました。

今回は、本学美術学部の教員で宇宙物理学者の磯部洋明准教授による「科学と芸術が出会う時」というテーマの公開授業を行いました。当日は、本学の学生・院生3名が自分の作品についてそれぞれ説明し、その後、ゲストとして参加していただいた京都大学の科学者・大学院生2名が質問し、意見交換するという進行でした。今回の授業は、言語化できることと、言語化できないことについて、お互いが知ることで気づきや学びにつなげようとする試みで、最後には会場からのご意見もいただきました。

(※)《イブニング・テラス》は、京都市立芸術大学の教育や研究を公開することで、京都の知恵、文化、技術と融合し、さらなる京都の発展につなげていただこうと企画した連続講座です。

磯部洋明准教授からのコメント

今回の公開授業は、美術学部のテーマ演習科目「科学・芸術・社会の相互作用」での授業実践が元になっています。
同授業には京都芸大の学生と、京都大学をはじめとする芸術以外の専門分野の学生が互いに学び合うことを目的として、京芸生が理系ラボの見学をしたり、他大学生が美術の制作の体験をしたり、科学/芸術コミュニティが社会との関わりについてそれぞれ抱える問題について一緒に勉強会をしたり、様々な活動をしています。異分野の学生同士が交流することは、自らの世界を広げるだけでなく、自分たちがやっていることについて、改めて考え直したり同じ専攻の学生同士で話し合ったりするきっかけにもなっているように思います。
キャンパス移転後は交通アクセスも良くなるため、他大学・他機関との交流・連携をさらに広げてゆきたいと考えています。

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テーマ演習「科学・芸術・社会の相互作用」