本学学長室壁面のフレスコ画を手掛けた、本学卒業生の川田知志氏と、タカラスタンダード株式会社とのコラボレーションで生まれた作品が、2023年11月20日から、京都市伏見区のタカラスタンダード京都支店ロータリーにて恒久展示されることとなりました。
2022年8月より開始された共同制作プロジェクト「ホーロー×アートプロジェクト」の一環によるものです。「松柏仁習(しょうはくにならう)」と題された本作は、京都の伝統的な美意識を現代的に再解釈したホーロー壁画をコンセプトに、「松」をテーマに制作されました。
制作においては、ホーローパネルの釉薬等を焼成前に削り取ることで模様や凹凸を描く「カキトリ技法」と当社独自のホーローインクジェット印刷を掛け合わせ、作品表面に表情の違いや凹凸を表現しました。川田氏がフレスコ画で描き下ろした無数の図柄パターンを一点ずつデジタル画像に置き換え、また、ホーローに焼き付けることで最大に効果を発揮する画面構成と表現方法を探求。タカラスタンダードの最新の技術と旧来からの技法、作家の手仕事を融合させた唯一無二の作品を半年間かけて完成させました。(以上、タカラスタンダード株式会社様プレスリリースより)
本作の完成を記念し、設置開始日の11月20日より、1F京都南ショールームでは、来場者先着300名に、スペシャルノベルティとして、壁画のパーツでデザインしたマグネットをプレゼント中。ぜひショールームへ足をお運びください
- 作品名|「松柏仁習(しょうはくにならう)」(英訳:「Learning from evergreens」)
- 作家名|川田 知志
- 協力|アートコートギャラリー
- 作品サイズ|片面 横 3.5m×縦 3.2m(表・裏)
- 素材|ホーローパネル(エクステリアパネル)
- 技法|インクジェットプリント・カキトリ
- 設置場所|タカラスタンダード京都支店 (〒612-8444 京都府京都市伏見区竹田田中宮町 61)
- 公開日|2023年11月20日(月曜日)〜恒久展示