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京都市学校歴史博物館と産学連携を実施しました

2024.01.26

今年度開館25周年を迎える京都市学校歴史博物館では、この度館内リニューアルを実施しました。リニューアルに際して、本学は館内の案内表示やロゴデザインの監修・制作協力を行いました。

新しく生まれ変わった京都市学校歴史博物館に、この機会に是非足をお運びください。

館内の案内表示、ロゴのデザイン制作・監修について

本学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻が全面的に協力を行い、館内の案内表示やロゴのデザインを監修・制作しました。

  • デザイン監修・制作指導

  美術学部/美術研究科 総合デザイン研究室:舟越 一郎教授、楠田 雅史教授

  • デザイン・制作担当

  美術研究科 修士課程 デザイン専攻(ビジュアル・デザイン):

  (修士2回生)稲岡 莉々、小幡 咲奈、古草 舞也子

  (修士1回生)竹内 柊祐

リニューアルの主な内容(抜粋)

新しいロゴの作成

 かつて子どもたちの歓声が響いた小学校のイメージから、子どもたちの気配が感じられるレトロな博物館をイメージしてデザインしました。

館内外の案内表示(サイン)の改修・整備

正門前

入口に竹製の結界と子どもの案内板を設置。「開館」の表示を持った子どもが来館者をお迎えします。

取組の様子 取組の様子
受付

受付まわりを木目調のプレートでデザインし直すとともに、情報の精査を行い、来館者にとってわかりやすい受付を目指しました。

取組の様子
館内配置図

博物館の部屋の配置図を新設しました。(英語表記あり)

取組の様子
館内各所

子どものキャラクターを館内各所に配し、かつてのにぎやかな学校の雰囲気を創出します。

取組の様子
取組の様子
館内の突出し看板

これまでバラバラだった展示室等の案内表示を昔の教室風に統一し、トイレのピクトグラムも改めました。

取組の様子

写真
館内に置かれた子ども達のキャラクターは、当館正門南にある築山で閉校前からこの地の歴史を見続けてきた像(昭和30年代[推定]の卒業記念品「伸びゆく像」)をモチーフにしています。

(参考)京都市学校歴史博物館について

明治2(1869)年に日本で最初に64の学区制番組小学校を創設した日本の近代学校教育の発祥の地である京都の教育の歴史と、学校の創設・経営に尽くされた町衆の情熱を、数多くの学校文化財や歴史資料によって明らかにし、後世に伝えるとともに、市民の生涯学習や子どもたちの学習活動に役立てる施設として、元京都市立開智小学校の敷地・校舎を活用し10年11月年11月に開設しました。

  • 所在地:下京区御幸町通仏光寺下る橘町437番地
  • 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

  • 休館日:水曜日(祝日の場合はその翌日以後最初に到来する休日でない日)、年末年始(12月28日~1月4日)

  • 観覧料:企画展開催中 大人 400円、子ども(小・中・高) 150円

       (常設展のみの期間は大人300円、子ども150円)

  • 展示内容:京都市の学校に関する歴史資料や美術工芸品に関する内容を展示

  • 館長上村 淳之(日本画家、文化勲章受章者、京都市立芸術大学名誉教授・元副学長)

京都市学校歴史博物館|ホームページ